CLA200dには新開発の8G-DCTと呼ばれる8速デュアルクラッチトランスミッションが搭載されています．
そして，ステアリング左右にはパドルシフトが全車標準で搭載されています．
パドルシフトは普通にDモードで走行中に左のパドルを引けばシフトダウン，右のパドルを引けばシフトアップします．
その後は一定時間のみマニュアルモードになり，一定時間経過するとオートマモードに復帰します．
右のパドルを長く引けば任意のタイミングでオートマモードへ戻すことも可能です．
そんな便利なパドルシフトですが，実際私はほとんど使いません．
その理由を挙げたいと思います．
ATモードが十分優秀
通常のDモードで車任せに変速させていても十分優秀だと感じてしまいます．
キックダウンした際のダイレクト感のある加速も楽しいですし，アクセルを少し緩めれば意図したタイミング通りでシフトアップしてくれます．
下り坂では低めのギヤを選んでエンジンブレーキを強めにかけてくれます．
わざわざ自分でパドルを操作しなければならいと思う状況はかなり少ないです．
エンジンが低回転からトルクフル
CLA200dはディーゼルエンジンなので2000回転程度でも十分なトルクが得られます．
わざわざパドルでギヤダウンしてからでないとアクセルの反応性が鈍いという状況にはならないので，あまりパドルを触りたくなりません．
高回転を維持しても気持ち良くはない
ディーゼルエンジンはガソリンエンジンと異なり，高回転を維持するように走ってもパワーの頭打ち感を感じやすく，積極的に高回転まで回して走りたい気分にはなりません．
ですので，低回転域をオートマ任せで走行するスタイルで十分だなぁと感じてしまいまう．
8速もあるので面倒臭い
かつてDYNAMIC SELECTのINDIVIDUALの項目をマニュアル固定にしていたことがありますが，普通に街乗りで全てマニュアル操作でパドルをカチカチするのは結構面倒です．
8速もあるので変速回数はかなり多くなってしまいますので・・・．
まとめ
パドルシフトの剛性感のある操作感は非常に気持ちいいものですが，上記の理由からあまり使いません．赤信号の前などでエンジンブレーキを強めにかけたい時などにちょっとだけ左のパドルを引いて遊んでみたりしますが，使用機会は本当に少ないです・・・．
それだけATの変速プログラムが優秀ということなのでオーナーとしては何ら不満はありません．
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