CLA200dのナビゲーションシステムは基本的には三菱製のものを使用しているようであり，輸入車としてはまずまず優秀です．
高精細の地図データも有しており，液晶の解像度も高いことから見た目上は大きな不満はありません．
検索性はやや悪いですが，スマホアプリから目的地を送信するsend 2 car機能を使えば結構便利です．
そんなナビ機能ですが，音声案内の音量調節にやや不満があります．
CLAのオーディオボリューム調整はセンターコンソールもしくはステアリング左側の音量ダイヤルでコントロールするのですが，通常，このボリューム調整はBluetooth音源などメディアからの音量を調整するものです．
ナビの音声案内のボリュームを調整するには「ナビの音声案内が話している時間だけ」音量ダイヤルを操作することで調整できます．
つまり，ナビの音声案内が話している時間以外は音声案内のボリュームコントロールができません．
逆に音声案内が話している時間はメディアのボリュームコントロールができません．
乗車してすぐに，爆音で音楽が鳴り出して，音量を下げようとした瞬間に「ETCカードが挿入されています．」などと言われた場合は音声案内の音量が下がってしまいます．一気に音量ダイヤルを回しすぎると音声案内がミュートされてしまうこともあります．
音声案内を間違ってミュートしてしまうと，音声案内を復活させるのに苦労していたこともありました．
一応，この場合の解決策はMBUXに依頼することです．
「音声案内をオンにして」と頼めば，ミュートされてしまった音声案内を復活させることができます．
一応，これで解決はできますが，もう少し簡単に音声案内の音量調整ができたらなお良いのになぁと感じる今日この頃です．
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