今日はメルセデスの認定中古車制度について書きたいと思います.
認定中古車とはメルセデス独自の厳しい基準をクリアした高品質な中古車であり,正規ディーラーのみで取り扱いされています.
実際は,元展示者や元試乗車であった車が認定中古車として中古車市場に流れることが多いです.
そして認定中古車は最大100項目にも及ぶ点検整備が実施された上で納車されます.そもそも年式の古い物件は認定中古車にはなり得ませんから,認定中古車は年式も新しく,整備もしっかりされた,かなり安心感のある中古車というわけです.
1〜2年の走行距離無制限の保証がついています.
さらに初回車検を受けていない個体については新車登録後5年間までの残り期間について有償で「認定中古車保証プラス」とう保証に加入することもできます.
料金はCLAで140800円,Cクラスで165000円などとなっており,新車購入時につける「保証プラス」よりはやや割高な設定となっており,悩ましいところですね・・・.
なお,整備については日本全国に張り巡らされたメルセデスの正規ディーラーネットワークのサポートを受けることができるので安心です.
認定中古車は一般の中古車販売店で売られている中古車よりやや割高とは言われていますが,モデルライフの後半に差し掛かったモデルなどでは驚異の割引率で販売されており,状態のいい先代CLAが200万円前後となっていたこともありました.最新モデルはBMWほどは新車との価格差が広がらないかもしれません.
ただ,注意事項として,認定中古車でも担当のディーラーで購入したものでない場合は点検時に代車を提供してもらえない可能性があります.メルセデスの点検は1泊2日で行われることが多いので,代車が必要な場合に借りられないのは痛いです.私はCLAを購入したときに「うちのディーラーに置いてある認定中古車を購入していただければ代車は出せますが,他店の認定中古車を購入されて,当店へ整備に持ち込まれても代車は出せません」とはっきり言われてしまいました.新型CLAは出て間もない時期でしたので,地元のディーラーには中古で希望の色などが入荷される見込みは無く,結局新車での購入としました・・・.タイミングさえあえば認定中古車は非常にお得だと思います.
コメント
自分は前車のEクラスは普通の中古車屋で買って、メルケア継続手続きだけしたんですが、車検の時も普通に代車貸してくれたり、消耗品に近い物もメルケアで替えてくれたりとサービス満点でした。
自分の場合はヤナセでしたが、経営母体がヤナセとシュルテンで違ったり、もっと言えば店や担当者で扱いが違うのかもしれませんね。
CLAはいまだに中古車の流通が少なく、あっても2年落ちで500万円近かったり、現時点では納車をよほど急ぐとかでない限り、新車で買って正解と思います。
貴重な体験談ありがとうございます.やはり店舗の方針によってだいぶ差はありそうですね・・・.CLAとAクラスセダンの値崩れの差がかなり激しいですよね.結果論ではありますが,新車でCLAを購入して良かったと思います.