ステランティスは2022年6月22日，プジョーブランドの新たな4ドアクーペ「408」をワールドプレミアしました．
最近フルモデルチェンジされたプジョー308やDS4と同じEMP2プラットフォームが用いられています．
車高を引き上げたクロスオーバースタイルでリヤのルーフラインはなだらかなクーペSUVとも取れるようなデザインテイストです．
「4ドアクーペ」が発売されたというタイトルなので，「508」の小型クーペ版かと思いましたが，全く異なっていました．
全長は4687mmとCLAと同等で全幅は1848mmとCLAよりも18mm幅広くなっています．
CLAはホイールベース2730mmとクラス最長クラスを誇っていましたが，新型408は2787mmとさらに上を行きます．
（Cセグメント車種のホイールベースについては下記記事でまとめてありますのでご参照ください．）
新型408の全高は1478mmとCLAよりも73mm高いです．
メルセデスに置き換えればGLAにクーペ版ができたかのような立ち位置のCセグクロスオーバーという印象です．
リヤガラスの傾斜は相当なもので，CH-Rもびっくりなレベルですが，それでもさすがおしゃれなフランス車という感じで流麗なクーペラインを作り上げており，無理やり感はありません．
最新鋭のインテリアデザインと安全装備も備わるので，十分にドイツ車勢のライバルとなり得そうだと思いました．
もちろんフランス車の中にもルノー・アルカナという独創的なデザインを有するクーペSUVのライバルがいますが，個人的には408の方が好みです．
国内での公式発表はもう少し先になりそうですが，価格面でもドイツ車勢より割安に購入可能でしょうし，十分にプレミアム感のある内外装ですから結構売れるかもしれませんね．
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