【メルセデス・ベンツ】CLA200d ナビの使い勝手は?【スマホ連携もあるが…】

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 CLA200dは2018年に導入された新型Aクラスで初搭載されたMBUXというインフォテインメントシステムが搭載されています.

 自然対話式の音声コントロールばかりが注目されていますが,ナビゲーションシステム周りのプログラムも一新されています.

 日本仕様は三菱製のナビデータを使用しているようであり,地図は非常に精細で細かい裏道情報なども収録されています.

 ディスプレイの解像度も全く不満はありません.

 そんなナビゲーションシステムですが,まだまだ国産車に劣る部分もあります・・・

目的地検索がヒットしないことが多い

 目的地入力は画面上に表示されるテンキーをスマホのようにフリック入力することで実施できるため,直感的に入力できます.

 ただ,そこで入力した目的地がなかなかヒットしないことが多いです.

 スマホのGoogleマップアプリなどでは多少曖昧な表現でもしっかりと狙った目的地を表示してくれることが多いのですが,車載ナビではそこまでの気配りはありません.

スマホアプリはまずまず優秀

 CLA200dは流行のコネクテッド機能が搭載されているので,「Mercedes me」アプリから遠隔で目的地設定をすることができます.

 こちらは乗車前に目的地を車両に送信しておいてもいいですし,乗車中にスマホ操作で目的地設定をすることも可能です.

 スマホアプリからの目的地検索はGoogleマップの目的地設定に近い操作感で設定可能であり,車両本体側から操作するよりも曖昧な目的地入力でもある程度適切に目的地を提示してくれます.

 3年目以降は年間5300円かかるのだけが悩ましい点ではありますが,慣れるとスマホからの目的地設定ばかりになってしまいます.

スマホアプリが最近改悪?

 そんなお気に入りのスマホアプリからの目的地設定ですが,最近,改悪された気がします.

 スマホアプリからの検索でヒットした目的地への設定は当然問題なく送信してくれますが,スマホアプリ内の地図を長押しして任意の場所に立てたピンへの目的地送信がうまくいかなくなってしまいました・・・.

 なかなか任意のピンへ目的地を設定・送信する機会は少ないですが,広い公園などで「この駐車場まで目指したい」などと細かい場所まで指定したい場合は便利な機能だったので,改悪は残念です.

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