私は2019年初頭に現行CLAがワールドプレミアされたタイミングで一目惚れして,初期ロットを2019年9月にCLA200dを購入しました.
CLAのキャッチコピーは「美意識に従え」ですが,文字通り,美意識に従って,他の部分は二の次という印象で購入しました.
静的質感のまとめについては下記記事をご参照ください.
また,下記記事ではCLAは見た目を重視して設計した結果,様々なデメリットを含有しているという点についても解説しています.
さて,そんなCLA200dを購入して3年半以上が経過しましたが,見た目最優先で購入したことに対する感想をまとめたいと思います.
やっぱり所有満足度が上がる
美人は3日で飽きるなどと言われますが,車に関してはかっこいい車に乗っていた方が愛着が湧きますし,飽きにくいと私は思います.
毎日駐車場でご対面するタイミングで「かっこいい車だなぁ」としみじみ感じながら乗れることで日常生活の充実度を上げてくれています.
個人的にはリアの方がより好きなので,斜め後方から歩いてきて乗り込むと非常にテンションが上がりますw.
実用面には目を瞑れる
後席は元々使用頻度が低いので多少狭くても気になりません.
むしろ前車は2ドアのセリカだったので,後席にドアがあるだけでも十分です.
雪道走行を考えるのであれば大人しくSUVをチョイスしておくべきなのですが,CLAのかっこよさを目の前にすると雪かきを頑張ってでも維持しようと思えます.
ただ,まもなく発売となるクラウンスポーツは手がとどくかっこいいSUVなので,羨ましくも思います・・・.
走りの質感も高望みはしない
CLAはCセグメントのAクラスベースの車です.
それにも関わらず,メルセデス・ベンツなだけに割高です.
他のメーカーであればDセグメントセダンも同等の価格で買えてしまいます.
冷静に考えればDセグメントセダンを購入しておいた方が静粛性や乗り心地など動的質感の面での満足度が高いことは分かりきっています.
CLA200dが納車されて,荒れた路面での突き上げやロードノイズなどに不満はないわけではないですが,「スポーティーカー」と捉えて乗る限りでは著しい不満が溜まるような走りではありません.
走行性能については高望みすればキリがありませんが,一日20分前後の通勤で使うことがほとんどで,ロングドライブを頻回にするようなライフスタイルでもないので,CLA200dのレベルで特に不満はありません.
まとめ
CLAはCセグメントベースなだけあって,メルセデスブランドの中では比較的手が届きやすい車種です.
見た目のかっこよさはピカイチなので,「ブランド力とかっこよさを兼ね備えた車」としては意外とコスパがいいという考え方もできるのかもしれません.
なかなかこの価格帯でかっこいいと思える車は少ないので・・・.
街乗り中心の方はガソリンの180でも十分だと思うので,見た目に惚れたという方はご自分の美意識に従って購入しても大きく裏切られることはないと思います.
自分がかっこいいと思う車に乗っていると毎日の自動車の乗り降りが楽しくなりますよ.
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