【メルセデス・ベンツ】センタータッチパッドの変更点【Aクラス系だけじゃない】

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 私は2019年の初期ロットでCLA200dを購入しました.

 その時の商談で「2020年春以降導入となるモデルの変更点」という案内のビラを目にしました.

 変更点は1点のみで,センターの操作パッド周辺のシルバー加飾が変更されると記載されていました.

 2019年モデルではセンターのタッチコントロールスイッチはシルバー加飾で囲まれていますが,2020年モデル以降はシルバー加飾は黒色に変更となり,操作ボタンも2019モデルはピアノブラックでしたが,2020年モデル以降は無塗装素地の黒色に変更されています.

 操作ボタンの無塗装化は指紋が目立たないというメリットはあるかもしれませんが,シルバー加飾がなくなると高級感という点では改悪だと思います.

 そして,この時点では上級のGLEなどでは変更のアナウンスはされていないようでした.

 個人的にはセンターのタッチコントロールスイッチは目立つ位置にあるパーツでもあることから,シルバー加飾付きの初期ロットはインテリアの質感が高く見えるため好きでした.CLAにおいては2019年秋からの半年間限定であり,事実上「ファーストエディション」

と言ってもいいようなパーツだと思っていました.

 私はGLEなどは今でもメッキバーツ付きのタッチパッドスイッチが採用されていると思い込んでおり,Aクラスファミリーはコストカットのために加飾は廃止されたのだろうと想像していました.

 しかし,改めてGLEのインテリアについてカーセンサーで確認してみると2020年モデルまではメッキ加飾付きのセンタータッチパッドになっていましたが,2021年モデル以降はAクラスファミリーと同等の黒いものに変更されていました.

 つまり,このセンタータッチパッド周辺のデザイン変更は上級クラスも同等に予定されていたものであり,Aクラスファミリーのみのコストカットポイントでは無かったということです.

 今後はメルセデスは新型SクラスやCクラスのような第二世代MBUXに変更されていくので,現行CLAのようなセンタータッチパッドは廃止の方向でしょう.

 さらにAクラスファミリーについては2022年以降のマイナーチェンジを契機にタッチパッドが随時廃止されていく可能性も示唆されています. 

 AクラスファミリーはマイナーチェンジでMBUXが第2世代になるわけではないと思われるので,ただの改悪となってしまいそうです・・・.

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