2023年秋に実施されたCLAのマイナーチェンジではCLA180にBSGと呼ばれるマイルドハイブリッドが搭載されました.
私は単純に従来型のエンジンにマイルドハイブリッドが組み合わされたものだと思っていましたが,実はエンジンスペックにも手が入れられていました.
エンジン型式はM282で変更ありませんが,トルクが増加しています.
従来は
・最高出力136PS(5500rpm)
・最大トルク 200Nm(1460〜4000rpm)でした.
BSGと組み合わされる後期型では
・最高出力136PS(5500rpm)と普遍ですが
・最大トルク 230Nm(1560〜3500rpm)と変化しています.
最大トルクを発生する回転域はやや狭くなりましたが,30Nmものトルクアップは嬉しいですね.
元々,Aクラスファミリーの180系に積まれるこのエンジンは1.33Lという小排気量です.
他のメーカーでは3気筒化されていても不思議ではありませんが,珍しく4気筒でした.
その影響かトルクは200Nmとライバルよりも細めでした.
しかし,今回は230Nmに改善され,さらにモータートルクの58Nmが上乗せされます.
かなりのスペックアップを体感できるかもしれません.
なお,AクラスやBクラス,GLAなどはマイナーチェンジ後もBSG化されず,エンジンスペックも200Nmのままとなっています.
そういう観点からも後期型CLA180はかなり狙い目のモデルと言えるかもしれません.
前期型180も下記記事のように好印象でしたので.
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