CLA200dには2018年にワールドプレミアされた新型Aクラスで初採用された新世代インフォテインメントシステムである「MBUX」が搭載されています.
2画面が連なるワイドディスプレイが特徴的で自然対話式のボイスコントロールにも対応します.
液晶は?
10.25インチ液晶が2つ連なった配置となっています.
解像度は1920*720ピクセルで画素密度は200dpiです.
画素密度は現行iPadには劣りますが,27インチ4KのPCモニターを上回ります.現行のiMac 24インチが214dpiなのでほぼ同等と考えて良さそうです.
艶やかなグレア液晶ですが,バックライトが非常に明るいため夏の昼間でも反射は気になりません.
OSは?
Linuxです.
CPUは?
Nvidiaの4xA57と呼ばれる6コアのものが使用されています.ニンテンドーのSwitchと同じもののようです.Snapdragon 810にも組み入れられているものです.
メモリは?
DDR4の8GBを搭載しています.エントリーモデルのPCと同様ですね.
ちょっとしたPC並み
こうした構成で構築されたシステムであり,スペックとしてはちょっとしたPC並みです.GPUもNvidiaのものであり,さらにMBUXとは独立してアダプティブクルーズコントロールなどの予防安全系にも多くのGPUが投入されています.
なお,最新のEQSなどでは8コアCPUに24GBのメモリを搭載し,もはや上級モデルのPC並みです.
走る・曲がる・止まるとはカテゴリーの違う分野ではありますが,インフォテインメントシステムの次の10年の進化は非常に楽しみですね.CLAでも先代と現行型でかなり差がありますので,10年後は恐ろしい差が生まれていそうです・・・.
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