2023年2月に国内へ導入されたメルセデス・ベンツAクラスのマイナーチェンジ版についてです.
マイナーチェンジで変化が大きかった部分については下記記事でまとめていますのでご参照ください.
Aクラスのマイナーチェンジはステアリングホイールこそ最新の静電容量式に変更になっていますが,インテリアの造形は前期型と比較して著変ありません.
Cクラスのような大型センターモニターが搭載されたりはしませんでした.
MBUXシステムも前期型から継承かと思いましたが実は違うようです.
上記記事に写真が掲載されていますが,今回のマイナーチェンジでメーターディスプレイの表示スタイルは「クラシック」,「スポーティ」,「ジェントル」の3つから選ぶ形となったようです.
前期型には「プログレッシブ」もありましたが,廃止された模様です.
そして,上記記事の写真では「スポーティ」を選択したときの表示が前期型とは全く別物になっています.
そしてこの表示は実はCクラスそのもののようです.
Cクラスと同じメーターグラフィックを搭載したMBUXシステムに変更されたという訳です.
Cクラスではカスタマイズ性がAクラス前期型より劣る(ステアリングタッチスイッチ上下で表示項目を変更できなくなっている)という口コミもありましたが,今回のAクラスでも同様である可能性が高そうです.
とはいえ,グラフィックのかっこよさは向上してるのでアリだとは思います.
また,センターディスプレイに「馬力」「トルク」などを表示させる画面のグラフィックも変更となっています.
新型のMBUXシステムには「学習機能も搭載」と書かれていますので,どの程度進化しているのか興味深いですね.
液晶サイズなどは変わっていないので,ハードウェア的には前期型にもアップデートしようと思えばできそうだと思いますが,おそらく前期型ユーザーにはMBUXのバージョンアップデートは配信されないものと思われます.
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