CLA200dには自然対話式の音声認識アシスタント「MBUX」が搭載されています.
iPhoneでいうSiriのような機能です.
「メルセデス」と呼び掛けると反応してくれますし,ステアリングのスイッチからでも呼び出すことができます.
目的地の設定が最もよく使う機能ではありますが,マイナーなレストランなどを設定するとほぼ失敗します.駅名やわかりやすいランドマークの設定であれば結構便利です.
「家に帰りたい」と言うとすぐに家までのルート案内を行ってくれるのも非常に便利です.(事前の自宅登録は必要です.)
一方,目的地設定以外の機能については正直,微妙です.
アンビエントライトの変更はまだマシかもしれませんが,エアコンの温度設定やシートヒーターなどは確実に自分でスイッチを操作する方が確実で早いです.
音声認識の賢さもSiriには遠く及ばず「アドブルーの残量を教えて」と問いかけても,「かしこまりました.」と言い,アンビエントライトがブルーに変更されてしまいます.
アドブルーのブルーの部分だけを聞き取ってアンビエントライトの色を変更してしまうとはなかなかにお馬鹿さんです.
そんなMBUXですが,私が冬に重宝している機能は天気予報です.
「明日は雪が降るかなぁ?」と問いかけると
「明日の●●市は雪の確率が大変高い見込みで降雪量は〇〇センチメートルの見込みです」
と教えてくれます.
この積雪量の予想は意外と積雪に備える心の準備として有用です.
「明日」のみでなく,10日後くらいまでなら「●月●日は雪が降るかなぁ?」と問いかけると予想降雪量を答えてくれるので便利です.
もちろん降雪量の予想はアバウトなものなのであくまで目安ですが,「MBUXが10cmというなら結構やばいかもな」などの参考に使えます.
最高気温や最低気温なども聞けば教えてくれるので運転中の天気予報としてはアリだと思います.
以上,最近のMBUX活用法についてでした.
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