先日,CLA200dで片道300kmオーバーのロングツーリングを行いました.
硬質感のある高剛性シャシーとディーゼルエンジン,低重心クーペボディなど,グランドツーリングカーとしての素質は十分なCLA200dですが,ロングツーリングで感じた魅力と限界についてまとめたいと思います.
燃費良好
OM654q型2L直4ディーゼルエンジンは特にマイルドハイブリッドなどのギミックは搭載していませんが,高速燃費は素晴らしいです.
追越車線をリードするようなスピードで巡航しましたが,往路は27km/Lを達成しました.
復路はDPF再生が1回入り,20分少々は燃費が悪化しましたが,トータルで25km/hを達成しました.
300km程度走ればDPF再生が間に1回入ってもトータル燃費はあまり低下しないと実感しました.
直進安定性良好
優秀な全車速追従レーダークルーズコントロール(ACC)を利用し,車自体の直進安定性も極めて高いことから緊張感なくいいペースで気楽に巡航することができました.
ACCの精度については後日詳述したいと思います.
楽しい反面,突き上げも多い
CLA200dの硬めの足回りは高速道路での安定感向上に一役買っており,路面からのインフォメーションを適度に伝えてくれます.
高速道路は一般道よりも舗装状態がいいので,乗り心地は非常に滑らかに感じます.
ただ,それでも一部で補修跡が目立つ路面もあります.
そのような凸凹を高速で通過すると,強めの突き上げが入ってきます.
もちろん直進安定性を乱されるわけではありませんが,同乗者の快適性は損なわれるなぁと感じられます.
電子制御ダンパーが搭載されていれば荒れた路面を検知すると足回りをよりしなやかな設定にして突き上げを緩和してくれるのでしょうが,コンベンショナルなメカサス搭載のCLAでは路面なりに粗が出てしまいます.
ロードノイズは大きめ
非常にうるさいというわけではありませんが,トランクを有する3ボックスの車型を考慮すると,もう少しだけロードノイズが抑えられていたらプレミアム感が高まるのになぁと思います.
あくまでCセグメントのAクラスをベースにして作られた派生車種なので,贅沢は言えませんね・・・.
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