メルセデス・ベンツといえば高速道路を長時間移動しても疲れにくい車というイメージが定着しています。
私はCLA200dを5年前に購入し、ロングドライブにも多く出かけましたが、疲労度という観点で振り返ってみたいと思います。
直進安定性がいい
高速道路でのステアリングの落ち着きの良さや車体の安定感の高さなどは「さすがドイツ車」と感じさせてくれます。
高速道路ではDYNAMIC SELECTでステアリングを「スポーツ」に変更しているのでさらに安心感が高まります。
速度域が高くなればなるほど日本車との格差を感じることができる車だと思います。
ACCが優秀
クルーズコントロールのステアリングアシストが極めて自然で優秀なので、安心感も高いですし疲労度軽減に寄与してくれています。
詳細は上記記事をご参照ください。
シートの出来については?
シートはドイツ車らしい硬めのシートとなっています。
特に腰痛などを来たすことはないため十分良いシートと言えるのかもしれません。
ただ、本革シートは表皮がゴワゴワで風合いに乏しいですし、シートベンチレーターもないので蒸れやすいです。
本革でないAMGラインのシートも蒸れやすいDINAMICA素材なので、本命はオプションなしの標準シートなのではないかと個人的には思ったりもしています。
いずれにせよCクラス以上のシートと比較すると肩周りのサポートは貧弱なので、このあたりはCセグメントなりかなぁとも思います。
結論
運転支援系の優秀さが最も恩恵が大きい気がします。
シャシー性能については国産車でも法定速度内の走行であればそこまで不満は出ないでしょうし、安全運転派ならあえてドイツ車を買わなくても良いような気もします。
シートについても国産車の柔らかめを好む方もいると思うので個人の嗜好次第ですね。
メルセデスだから圧倒的に疲れないというほどのものではありませんが、CLA200dは長距離運転の負担を軽減してくれる車であることは間違いないと思います。
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