私のCLA200dにはレザーエクスクルーシブパッケージが装備されています．今日はこちらについて考察したいと思います．
まず，私は特にレザーシートについて思い入れがあったわけではありません．これまでレザーシートの車を所有したことはなく，むしろレザーシートは手入れが大変そう，暑そうなどといったネガディブなイメージを持っていました．
そんな私がレザーエクスクルーシブパッケージをつけた理由はレッドの内装が欲しかった点，本アルミのインテリアパネルが欲しかったという2点になります．
レザーエクスクルーシブパッケージにはレッドの他にグレー/ブラックの地味な組み合わせも用意されています．こちらはより非レザーバージョンのシートとの見た目の差異は小さくなります．
さて，レッド内装ですが，確かに派手ですが，フェラーリのインテリアのように真っ赤になるわけでもないので，適度なスポーティー感の演出で気に入っています．もう少しワインレッドのような落ちついた色合いならさらに高級感が増したかもしれませんが・・・．
そして赤/黒のツートン内装になることにより見た目の質感が向上したとかなり満足しています．また，本アルミのインテリアパネルはヘアライン加工がされており，手触りもさらっとしており，非常に高級感を高めてくれます．非レザーのインテリアではアルカンターラを全面に出した感じになり，Cセグメントであると感じてしまう部分もありますが，レザーエクスクルーシブパッケージになるとDセグメント級の高級感が得られます．なお，CLAではヘアライン加工されたさらっとした手触りの本アルミパネルになりますが，Aクラスでは人工的なストライプ模様がついたアルミパネルになり，手触りもさらっとしているというよりはコーティング後のツルツルした感じになります．このあたりはCLAの方がコストが掛かっているということでしょうか．というのも，Aクラスではレザーエクスクルーシブパッケージにアンビエントライトが含まれますが，CLAでは非レザーでもAMGラインにアンビエントライトがつきます．それにもかかわらず，レザーエクスクルーシブパッケージの値段は同じです．なので，アンビエントライトの分のコストが本アルミパネルにかけられているのではないかと推測されます．また，CLAでもレザーになると前席ドアにもアルミパネルが装着され，同部位にもアンビエントライトつくのでAMGラインよりもアンビエントライトの付く部位が増えることにはなります．
さて，レザーエクスクルーシブパッケージに21万円払うかどうかですが，個人的にはレッドインテリアが欲しい人はつけて後悔しない気がします．グレー/ブラックの本革シートを希望される場合は意外と通常のAMGラインだけでも良いかもしれません．アルミパネルに拘らなければインテリアの雰囲気は似た感じにはなると思います．過去記事でも述べていますが，CLAのレザーシートは決して革の材質は高級なものではないのでゴワゴワしていますし，通常のAMGラインのシートの方が座り心地がいいと感じることもあります．ただ，ナッパレザーなどの高級素材は耐久性に難ありなのでCLAのレザーはある意味，気兼ねなく使い倒すことができる素材だと言えるかもしれません．それにしても夏はやけどするほどではないにせよシートが暑くなるので，シートベンチレーションは付けて欲しかったなぁ・・・．
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