CLA200dLの燃料タンク容量は43Lです.
これはコンパクトカーに近いの水準であり,高級車として捉えるとかなり小さい部類に入ると思います.
実際,高速道路では燃費は25km/L程度が期待できるので,航続距離は1000kmを超えます.
そうなると,ロングドライブの際の航続距離は特に大きな不満はありません.
ただ問題になってくるのは普段使いの面です.
私は万一の災害などに備えて燃料が残り1/3程度になったら給油するようにしているのですが・・・
普段の通勤利用の街乗りがメインで遠出をしていない時期だと平均燃費が12km/L程度になってしまうので,300km少々走行する毎に給油が必要になってしまいます.
これはちょっと面倒くさいと思ってしまいますね・・・.
普段使いで20km/L以上の燃費が期待できるような使い方の人にとっては問題ないと思われますが,CLA200dは信号の多い市街地になると途端に燃費が悪化するので,辛いところです.
なお,CLAのラインナップでは180と200dが43L,250,AMG35,AMG45Sは51Lとなっています.200dには23Lもの大容量AdBlueタンクを搭載しているので燃料タンクが小さめになるのは致し方ないかと思いましたが,180も43Lのタンクになっているのは残念ですね.
ちなみに同じくAクラスベースのSUVであるGLBでは180で52L,200dで60Lものタンク容量に増えます.
車高が高いので床下の燃料タンク搭載スペースに余裕が生まれるからでしょうか.
ディーゼルで60Lのタンク容量があれば航続距離において何の不満も無くなると思われるので,ここは少し羨ましいポイントですね.
ちなみにCクラスになるとガソリン,ディーゼルともに66Lとさらに大容量になりますし,GLEでは85Lになります.クラスに応じて大容量化していくのは燃費,車重を考慮し順当な手法のようですね.
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