私は2019年にCLA200dを購入しました.
初のディーゼル車で不安もありましたが,実際所有してみると予想以上に気に入りました.
一般にディーゼルエンジンは高速巡航時に最強のパワートレインと言われています.
今回はディーゼルエンジンの高速巡航時のメリットについてまとめたいと思います.
大トルクで余裕がある
高速巡航となると,高いギヤで低いエンジン回転数で走ることが多くなります.
ディーゼルエンジンは低回転域から豊かなトルクを発生するので,エンジンを高回転までぶん回さなくても気持ちのいい加速が得られます.
ガソリンエンジンよりもキックダウンしてエンジン回転が上がるギクシャク感が軽減されるのでドライバビリティが高いです.
CLA200dは最高出力は150PSしかありませんが,最大トルク320Nmと十分なトルクがあるので,日本の高速道路での120km/h+α程度の速度域であれば何の問題もありません.
アウトバーンで200km/h以上を目指すようなシーンでは高出力ガソリンエンジンの方が望ましいかもしれませんが,日本ではそこまでの最高出力は不要だと実感させられます.
燃費が良く燃料代も安い
ディーゼルエンジンは高速燃費が非常によく伸びます.
私のCLA200dでは30km/L超えも可能です.
そして使用燃料はレギュラーガソリンよりも安い軽油なので,遠出をした際の燃料代は非常に安上がりです.
同クラスのハイオクを使用する燃費の悪い車と比較するとトータルの燃料代が半額程度で済んでしまうこともあり得そうです.
エンジン音・振動が気にならない
元々CLA200dに搭載されるOM654q型エンジンは静粛性が高いですが,それでも微低速域ではガソリンエンジンよりも多少エンジン音が大きめです.
しかし,高速巡航時はロードノイズにエンジン音がかき消されてしまうので,ガソリンエンジン車とエンジン音の違いを聞き分けるのは困難なレベルになります.
振動もアイドリング時にはガソリンエンジンより僅かに大きい感じがしますが,高速巡航時にはタイヤからの走行振動の方が目立つことになるので,ディーゼルエンジンのネガはかき消されてしまいます.
まとめ
以上のように,ディーゼルエンジンは高速巡航を多用する使い方のユーザーには最強のパワートレインだと思います.
街中メインならハイブリッド車の方が燃費もいいですが,高速であればディーゼルエンジンの経済性は下手なハイブリッド車に勝ります.
ディーゼルエンジンの街乗りでのレビューについては下記記事もご参照ください.
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