先日CLA200dで片道100km程度,高速道路を走行しました.
運転は妻に任せて私は後部座席に乗っていました.(後席のチャイルドシートに座る子供の面倒を見るためです.)
今回はCLA200dクーペの後部座席の居住性についてレポートしたいと思います.
膝前空間は?
チャイルドシートが運転席後ろには収まらないため,助手席を前に出して助手席後ろに装着しました.
コンビのThe Sはチャイルドシートと座面が分離できるので,車への載せ替えは非常に楽ちんです..
というわけで,私は運転席後ろに収まることになるのですが,身長168cmの私のドライビングポジションのまま乗り込むと膝前空間は手のひら1枚程度しか余裕がありませんでした.
私のドライビングポジションがシートを一番下げて足を投げ出すような姿勢になっているのが原因です.
後席の空間向上のため,運転席をアップライトのポジションに変更し,身長161cmの妻のポジションに合わせたところ,膝前は拳1〜1.5個程度の余裕が生まれました.
運転席下へ足先を入れることも可能なため,これなら十分という程度の余裕でした.
クーペですが,ヘッドクリアランスも全く問題ありませんでした.
背もたれはやや立ち気味かなぁとも思いましたが,バックレスト自体は余裕のあるサイズであり,許容範囲かと思いました.
DS3クロスバックと同等の居住性はあるかなぁと感じました.
乗り味は?
高速道路メインの走行でしたが,前席での印象よりもリアサスペンションがしなやかに動いているのが伝わってきました.もしかするとマルチリンクサスペンションの恩恵は前席よりも後席に座った方が享受できるのかもしれません.
静粛性も意外にも前席よりも静かに感じました.
このあたりは独立したトランクを持つ4ドアクーペボディの恩恵なのかもしれません.
サンルーフは?
後席からはパノラミックスライディングルーフのガラス越しに空を見ることが出来ました.想像ではかなりの開放感があるのではと期待していましたが,ガラスルーフ自体は後席の頭上まではないため,斜め前方に空が見えるというような形になります.十分ではありますが,SUVモデルのように後席用に独立したガラスルーフを備えるモデルの方がより開放的かもしれません.(その分ガラスの面積は小さくなるので同等かもしれませんが・・・.)シェードを閉めていても猛烈に窮屈というような印象は抱かなかったため,やはり個人的にはサンルーフは必須とは思えませんでした.
まとめ
CLAは2019年のフルモデルチェンジでボディサイズを大型化していますが,その拡大分の大半は後席の居住性向上に使われたようです.なので,今回の片道1時間程度の旅であれば特に不満を感じませんでした.後席のエアコン吹き出し口やUSB端子,センターアームレストはDS3クロスバックには装備されない装備です.CLAの後部座席は狭いは狭いですが,一応高級セダンのようなフォーマル性も兼ね備えた車型ではあり,後席乗員の居住性にも配慮された形跡があり嬉しい限りです.
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