クレジットカードには5大国際ブランドがあります。
・VISA
・Mastercard
・JCB
・American Express(Amex)
・Diners Club
の5つです。
Diners Clubは年会費有料のカードしか発行していませんが、他の4つは年会費無料で持つことが可能です。
例えば楽天カードなどではDiners Club以外の4つの国際ブランドから好みのものを選択することができます。
さてどの国際ブランドを選べば良いのでしょうか？
結論
VisaかMastercardがおすすめです。
それぞれの特徴をまとめていきましょう。
VISA
世界最大級の決済ネットワークを誇ります。
クレジットカードでのシェアはNo.1です。
迷ったらVISAを選んでおけば間違いないでしょう。
特に北米方面に強いと言われているのでアメリカ旅行に行く機会が多い方には強くお勧めします。
Mastercard
こちらもVISAと並ぶ世界トップクラスの決済ネットワークです。
VISAと比較してヨーロッパ方面に強いと言われています。
また、コストコで使える唯一のクレジットカードでもあります。
弱点としては交通系タッチ決済でMastercardだけ使えないバス・電車会社が多いという点が挙げられます。
JCB
日本発祥の国際ブランドです。
日本国内での加盟店のラインナップは充実していますが、決済手数料が割高だった時期があり、それを嫌気してVISA/Masterのみしかクレジットカード決済に対応しないという店もちらほら見かけます。
海外でのシェアは低く、使えない店が多いので、VISAかMastercardを別に持って行ったほうが安心でしょう。
ただ、ハワイではJCBラウンジが使えるなど特典があるので、ハワイ旅行をよくされる方にはお勧めです。
また、一部の同人誌販売サイトなどではJCBしか使えないこともあるので、持っていて損はないかと思います。
Amex
米国発祥のクレジットカード会社であり、自社で発行を行う年会費有料のプロパーカードが主流であり、こちらには充実した旅行特典などが付与されます。
楽天カードなど提携カードとして年会費無料でAmexブランドを持つことも可能ですが、その場合は特典は多くはありません。
Amex会員向けの優待プログラム「アメリカン・エキスプレス・コネクト」を利用できるというメリットはありますが、使用頻度は高いという方は少ないと思います。
国内ではJCBと提携しており、基本的にJCBが使えるお店ではAmexでも決済可能なので、使える店舗は多いです。
海外決済についてはJCBよりは強いですが、VISA/Masterよりは対応店舗数で劣るのでやはり、VISA/Masterは持っていた方がいいでしょう。
まとめ
クレジットカードを1枚しか持たないという場合は世界的に決済性に優れるVISAかMastercardがお勧めです。
ただ、JCBやAmexの特典に惹かれるという場合はVISAもしくはMastercardをサブカードとして持ちつつ、JCBやAmexを持つという布陣がベストだと思います。
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