今日はCLA200dのライト設定について書きたいと思います.
メルセデスにはライトoffスイッチはありません.これは結構昔からのようで,ライト点灯忘れに伴う事故の予防のためにこのような設定になっています.
そしてオートライトが基本なので,基本的にはAUTOの設定のまま,何も触らなくてOKです.
また,デイタイムランニングライトという日中にヘッドライトの上の眉毛のような部分が明るく光り,他車からの視認性を向上してくれる機能もあります.こちらについてはMBUXのセンターモニターの設定項目からoffにすることも可能ですが,基本的にはデフォルトのままオンで走った方が安全性という面でもメルセデスらしさという面でもいい気がします.
というわけで,普段全然触ることがなくて存在すら忘れてしまうライト関連のスイッチですが,消したいと思う状況があります.それは機械式パーキングのパレットへ入庫する時です.
パレット正面には大きな鏡が置いてあり,自車のタイヤ位置を確認しながらゆっくりと車を進めることになりますが,ライトがAUTOだとロービームが点灯するので,鏡に反射してタイヤ位置が非常に見にくくなります.この時はライトスイッチを左に回して車幅灯のみの点灯にする必要があります.それでもやや眩しいと感じる時はさらに左に回すと欧州で使われる「パーキングライト」というモードになり,片側の車幅灯のみ点灯させるモードになります.これがメルセデスにおいて実質的に最もライトを暗くできるモードということになります.
以上,少しだけ特殊なメルセデスのライト事情についてでした.
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