CLA200dにはOM654q型の4気筒直4ディーゼルエンジンが搭載されています.
ディーゼルエンジンとしては静粛性が高いと感じますが,厳密にガソリンエンジンモデルのCLA180と乗り比べてみると音,振動の面で劣るのは否めません.
一方,ディーゼルエンジンの真骨頂といえば大トルクによる高速巡行の楽さと燃費の良さです.
高速道路を走行するにあたりディーゼルの欠点は感じるかどうかについてまとめたいと思います.
一定速巡行時は?
一定の速度で高速道路を巡航する限りでは,ディーゼルエンジンの音はロードノイズに完全に包み込まれてしまうので全く聞こえません.
ステアリングから伝わる振動についても全然気になりません.
上り坂でもキックダウンせずに走行できるので,エンジンが唸ることはなく,快適そのものです.
8速DCTのおかげてエンジン回転数も低めにキープされるので,120km/hを上回るような速度域でもエンジン音は耳障りにはなりません.
加速時は?
加速時はエンジン回転が3000rpm程度まで上昇することがあるので,エンジン音はそれなりに車内に入ってきます.
無理している感じの音ではないので,不快感はありませんが,同乗者にも「加速中だなぁ」と感じるレベルでエンジン音は入ってきます.
常識的なレベルの加速であれば最高出力150PS,最大トルク320Nmの200dで不足を感じることはありません.
むしろトルクが細いCLA180の方が高速加速ではエンジンをぶん回す必要が出てくるのでエンジン音がうるさいと感じる場面も出てくるかもしれません.
まとめ
やはり高速道路を多用するユーザーの場合はディーゼルの恩恵は大きいと思います.
パワートレインの選択はかなり大切なので,使用状況をよく考慮して決定することをおすすめいたします.
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