【メルセデス・ベンツ】最高クラスの安全性能でも防げない踏み間違い事故【まだまだ難しい】

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 2022年5月24日,神戸で79歳男性が運転するE350eが暴走し,修理工場に突っ込むという事故が起きました.

79歳男性運転のベンツが修理工場に突っ込む 車6台が絡む事故で 8人ケガ 神戸・長田区

 事故の瞬間は上記のYoutubeに上がっています.

 事故車は現行型のEクラスであるため,メルセデスが誇る最新鋭の予防安全装備は標準装備されています.

 それでも踏み間違いによる事故は完全には防ぎきれません.

 この事故映像の冒頭では軽トラックにものすごい勢いで追突しています.

 この追突の直前の段階でなんとか自動ブレーキが作動させられなかったのでしょうか・・・.

 アクセル全開にしている時に自動ブレーキが作動するかどうか,私は実車で試したことがないのでわかりませんが,メルセデスのシステムであれば事故前の段階で先行車の軽トラックを補足していると思われますので,自動ブレーキが作動しそうなものですが・・・..

 なお,この事故ではその後,路肩に外れて歩道を暴走し,浅い角度で修理工場へ突進していますが,このようなシーンでは迅速に障害物を認知して衝突前に停車することは困難かもしれません.

 真っ正面にある障害物であれば早期にミリ波レーダーなどで認知可能ですが,浅い角度なので厳しそうです.

 もしかしたら衝突の直前には自動ブレーキが作動し,被害を軽減したという可能性がありますが,カメラ映像からはその可能性は低そうです.

 メルセデスはドイツ本国では自社で自己調査チームを持つなど,安全意識が高いメーカーです.

 そんなメルセデスですら防ぎきれない踏み間違いに起因する暴走事故・・・.なんとか解決策を見出してほしいものですね. 

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 トヨタは上記のような踏み間違い加速抑制システムを開発しています.

 カメラやミリ波レーダーだけに頼らず,ペダル操作の時点で踏み間違いを事前に検知するシステムが現時点では現実的なのかもしれませんね.

 ただ,このトヨタのシステムも30km/h以下でしか検知してくれないので,今回の事故を防げたかどうかはわかりません・・・.

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