昨日はアドバンスドパッケージの360°カメラについて書きましたが,本日はヘッドアップディスプレイについて書きたいと思います.
ヘッドアップディスプレイはフロントガラス投影式となっており,フルカラーで非常に見やすいです.
項目は左・中央・右と分かれており,それぞれいくつかの項目から設定可能です.
私は左に瞬間燃費計,中央に速度,右は前車との車間距離を設定しています.
他にも速度標識の表示やナビのルート案内表示,方位,Gセンサーなども選べます.
ただし,速度標識は正しくカメラが読み取ったものでない可能性もあるので,あまり信用できないと思い,私は表示させていません.
ナビのルート案内もあれば便利ですが,常時ルート案内を作動させているわけではないので,長距離ドライブなどでナビを多用するシーンでは瞬間燃費計の代わりに表示させたりしています.
前者との車間距離ついては実際に車間距離そのものが知りたいというより,車のシステムとして先行車をしっかり認識してくれているか否かを瞬時に確認することができるので安心感が高まります.
そしてディストロニックを作動させている時には設定の車間距離に対して前車の位置が遠いか近いかなども分かりますので便利です.
実はこれらの機能はフルデジタルメーター内にも表示させることは可能です.
では,ヘッドアップディスプレイは不要なのでしょうか?
そうとは言えません.
なぜなら,メーター内に同時に表示できる情報の数には限りがあるからです.
メルセデスのデジタルメーターは右・中央・左のそれぞれで何を表示するか選べますが,逆にいうと右・中央・左の3つの情報しか同時に表示させることができません.
私は平均燃費,地図,タコメーターをメーターパネルに表示させています.
そして,ヘッドアップディスプレイがあると,これらに加えて瞬間燃費や前車との車間距離を表示させることが可能になります.
よって,運転中に豊富なリアルタイム情報を取得しながらドライブすることができます.このことを楽しいと感じるタイプの方はぜひアドバンスドパッケージ装着をお勧めします.
また,ヘッドアップディスプレイは目線を外さずに速度を確認できるということが本来の目的になります.
高速道路などで目線を落とさずに自車の速度を確認できることは疲労の軽減にも寄与するので長距離ドライブが多い人にももちろんおすすめです.
そんな便利な装備ですが,実はヘッドアップディスプレイには唯一弱点があります.
それは偏光サングラスを装着していると文字が消えてしまうという点です.私は明るい日中のロングドライブ時などにはよく偏光サングラスをかけるのですが,ヘッドアップディスプレイの表示が消えてしまいます.頭を少し傾ければ偏光の向きが変わるので少し表示が見えるようにはなるのですが・・・.
この点だけ了承得られるのであれば非常に便利な装備なのでヘッドアップディスプレイはおすすめできます.
次回はアドドバンスドパッケージの総括を書きたいと思います.
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