【メルセデス・ベンツ】アダプティブハイビームのメリット・デメリット【マルチビームLED】

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 私のCLA200dなどAクラスファミリー(A,Bクラス,CLA,GLA,GLB)には片側18個ずつのLEDを個別制御し,先行車,対向車を遮光するというアダプティブハイビームアシストプラスが設定されています.

 AMGラインパッケージに含まれています. 

 夜間走行の安全性に寄与するハイテクな装備です.

 今回はこの機能のメリット・デメリットについて考察してみます.

メリット1.路肩が常に照らされる

 アダプティブハイビームの作動範囲は意外と広く,夜間の高速走行時などであれば基本的に常に左側の路肩はハイビームで照らされているイメージです.

 基本的に高速道路の路肩には何もいないことがほとんどですが,一応,故障車などを早期発見できるという安全上のメリットはあると思います

メリット2. 楽しい

 運転していてリアルタイムにライトが遮光していく様子を眺めるのは「先進技術が搭載された車に乗っているなぁ」という優越感と楽しさをもたらしてくれます.

 夜の運転のテンションが上がる装備であると言えるかもしれません.

メリット3. 意外と薄暮時でも作動する

 真っ暗にならないと作動しないイメージでしたが,意外にも薄暮時でも作動します.

 このあたりは画像処理が上手なのでしょう.

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デメリット1. 反応がやや鈍い

 マニュアルでハイビームに切り替える場合は対向車とすれ違った瞬間にハイビームをオンにしますが,アダプティブハイビームでは切り替えが始まるまでに数秒間のタイムラグが生じる場合が多いです.

 この遅れが許せないという人もいるかもしれません.

デメリット2. 市街地では存在価値が薄い

 街灯が多く,車も多い市街地ではほとんど作動するシーンがありません.都心部をドライブする機会が多いという方にとっては今ひとつ意味がない装備かもしれません.

デメリット3. マニュアルでハイビームにしにくい

 アダプティブハイビームをオンにしている場合はマニュアルでハイビームにしたい場合はパッシング操作のように左のウインカーレバーを引きっぱなしにする必要があります.

 ちょっと面倒ですね・・・.

 (ステアリング左側の物理的なライト設定ダイヤルを「AUTO」から右に回して「点灯」に変更するとマルチビームLEDヘッドライトの機能をオフにすることはできます.)

まとめ

 以上のように,ハイテク感はありますが,夜の田舎道をよく走るというユーザー以外はメリットは意外と薄いのかもしれません.

 AMGラインパッケージは高額なのでよく考えて選択することをお勧めいたします.

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