【メルセデス・ベンツ】CLA200dはグランドツーリングカーとしてどうなのか【レビュー】

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 今日は私のCLA200dはグランドツーリングカーとしてどうなのかという点について書きたいと思います.

 私はCLA200dは実はかなりマルチパーパスな車だと思っています.

 4ドア車でありながら古典的セダンとは違うパーソナルでモードな感覚のデザインが最も気に入っています.

 クーペというスポーティーさを持ちながら4ドアの実用性を有しています.

 近年,大型化している車が多い中,ギリギリ取り回しのいいと感じられる1830mmの全幅と5.1mという抜群の小回り性能を有しています.

 Aクラスベースですが,ハッチバックのAクラスよりは圧倒的に高級そうな車に見られます.

 そんなCLA200dですが,ロングツーリングを念頭に考察すると,別のメリットが見えてきます.

 1つ目は直進安定性が高いことです.メルセデスのお家芸と言われる直進安定性ですが,本当に素晴らしいです.高速道路の100km巡行が物足りなく感じてしまうくらい抜群の安定性を誇ります.

 2つ目はエンジンパワーです.高回転までの伸びという点ではガソリンのCLA250などには及びませんが,高速巡行時には豊かなトルクで余裕の加速を見せてくれます.常識の範囲内で運転する分にはパワー不足は全く感じません.

 3つ目はACCが優秀なことです.ステアリングのスイッチ1つで起動する全車速追従クルーズコントロールは洗練された速度コントロールと人間を邪魔しない絶妙なステアリングアシストを行ってくれます.ロングドライブの疲労軽減に役立ちますし,もし渋滞にハマっても楽ちんです.

 4つ目は燃費が良いことです.ディーゼルエンジンの高速燃費は本当に素晴らしく,かなりハイペースで走っても20km/Lを下回ることは困難です.大人しく走っていればリッター25km/L程度は普通にでます.燃料も軽油なのでプリウスなどよりも燃料代が安上がりかもしれません.

 5つ目は居住性です.これは比較対象が何かによって変わってきますが,私は後席の小さな2ドアクーペからの乗り換えなので,4シーターとしての実用性は十分かとは思います.とはいえ,ヘッドルーム,ニールーム共に後席のスペースは最小限ですし,座面が低く,やや体育座りに近い形での着座姿勢になりますので,4人でのロングドライブはやや不満が出るかもしれません.前席2名利用であれば何の問題もありません.但し,シートの座面は硬めなので同乗者によっては好みが分かれると思います.

 6つ目は立体駐車場適合サイズだという点です.都会へ出かける機会があっても駐車場事情に悩む心配は少ないです.フロントリップが低いので大きな段差には気をつける必要はありますが,スーパーカーほどではないので,意外と大丈夫です.

 さて,そんなマルチなロングツーリング性能ですが,欠点を挙げるとしたらロードノイズの大きさです.ロードノイズは高速巡行時は盛大に入ってきますし,プレミアムサルーンとは言えません・・・.むしろ硬めのサスペンションの特性もあり,運転を楽しむための車としてのキャラクターの方が合っている印象です.

 あとは燃料タンクが43Lと小さめなのもロングツーリング時にはややもの足りません.それでも高速道路中心なら航続距離900km程度は期待できるので,大きな問題にはなりません.

 以上,グランドツーリングカーとしてどうかという点について考察して見ました.

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