【メルセデス・ベンツ】ガソリン180,ディーゼル200dを厳格に乗り比べてみた【A,Bクラス,CLA,GLA,GLB】

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 メルセデス・ベンツのAクラスファミリー(Aクラス,Bクラス,CLA,GLA,GLB)において1.33L直4ガソリンの「180」にするか2L直4ディーゼルの「200d」にするか悩む方は多いかと思います.

 私は普段,CLA200dに乗っていますが,今回,定期点検の代車がCLA180だったので,厳格に乗り比べることができました.

前提条件

 私のCLA200dは2019年式のフルオプションです.走行距離は3万キロ少々です.

 今回の代車は2023年5月登録,走行距離800km程度のほぼ新車でした.オプションはAMGラインのみの個体でした.

アイドリング時のエンジンフィールは?

 今回,厳格にガソリン,ディーゼルを乗り比べてみての感想です.

 まず,エンジン始動時の振動の少なさはガソリンが圧倒的です.

 こんなに滑らかにエンジン始動できるんだと感動しました.

 ただ,私は普段からアイドリングストップはオフで運用しているので,エンジン始動時の振動には重きを置いていませんが・・・.

 そして,アイドリング時の振動もやはりガソリンはかなり抑えられています.

 CLA200dのエンジンも決して悪くはありませんが,ガソリンと比べてしまうと,アイドリング中にステアリングや座面に伝わるエンジン振動は大きいです.

走行開始後は?

 30km/hまでの低速域ではガソリンの静かさの恩恵はかなり大きいです.

 200dの回転の滑らかさも決して悪くはないのですが,ガソリンと比べるとゴロゴロしたエンジン回転を感じ取れてしまいます.

 「どちらが高級感があるフィーリングか?」と言われたら迷わずに180ガソリンの方だと言えます.

 180グレードのガソリンでは最大トルク200Nmと200dディーゼルの320Nmよりも劣りますが,実際に走る上でストレスになることはまったくありません.

 確かに200dのように中間加速でびっくりするような「グワッ」とくる加速感は得られませんが,それでも常識的な加速は十二分に行うことができます.

 トルクがスカスカと感じることは決してありませんし,アクセルペダル操作へのレスポンスも良好で気持ちいいです.

 1.33Lの排気量しかないとは思えません.高速道路への合流なども無理してる感は特にありません.

ハンドリングは?

 本格的なワインディングロードは走っていませんが,街乗りでのカーブでも180の方が200dより鼻先が軽い感覚は味わえます.

 180のハンドリングの方が好ましいと感じる人の方が多いかもしれません.

 サスペンションのセッティングについては大きな違いは見出せませんでした.(若干180の方が突き上げがマイルドな気がする程度です.年次改良の影響もあるのかもしれません.) 

 ロードノイズなどは180も200dも特に大差はありません.(装着タイヤは200dがハンコックのVentus S1 evo 2,180がコンチネンタルのエココンタクト6でした.)

燃費は?

 燃費については街乗りでも200dの方が1-2km/L良好です.高速巡航すればもっとディーゼルの優位性が高まるとは思います.

 ただ,ガソリンの180も以前乗った250 4MATICほどは街乗り燃費も悪化しないので,経済的だと思います.

まとめ

 今回180と200dを乗り比べてみて,180の上質さに驚かされました.

 普段は200dも「よくできたディーゼルエンジンだなぁ」と思って乗っていましたが,改めてガソリン180とガチンコ比較すると,上質さという点ではやはりディーゼルは劣ります.

 ではどっちがおすすめか?と言われると,結局セオリー通りの結論になります.

 時速30km/h以下の街乗りが多い方はアイドリング振動も少なく,エンジンノイズも小さい180がおすすめです. 

 高速巡行が多い方はトルクの余裕,燃費の両面から200dがおすすめです. 

 私は最近は街乗り中心の生活なので,今回の比較を通じてガソリン180が正直羨ましく感じました.

 ガソリンとディーゼルの比較については下記記事もご参照ください.

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