2023年2月1日,マイナーチェンジ版のGLEの情報が明らかになりました.
現行GLEは2019年にフルモデルチェンジされており,現行Aクラスファミリーとほぼ同時期に登場しています.
インテリアも2連ワイドモニターを採用しており,Aクラスとの類似性を感じます.
2021年以降にフルモデルチェンジとなった,CクラスやSクラスは大型かつ縦型のセンターディスプレイを備えたMBUX第二世代のインテリアへと変化しており,2連ワイドモニターを搭載してのフルモデルチェンジはこのGLEが最終モデルと言えると思います.
一方,Aクラスファミリーは2022年秋にドイツ本国で公開されたマイナーチェンジモデルからセンタータッチパッドが廃止されてしまっています.
このAクラスファミリーのマイナーチェンジについて,「メルセデス・ベンツが本当にユーザーの操作性改善を第一に考えてタッチパッドを廃止した」のであれば,今回のGLEのマイナーチェンジでもセンタータッチパッドが廃止されるものと予想していました.
結果は・・・.
GLEはタッチパッド存続でした.
つまり,メルセデスとしては本来であればAクラスファミリーでも存続したい思いはあったものの,半導体不足やコスト面でやむを得ず廃止したという経緯であったことが明確になりました.
ちなみに上記記事でのGLEのインテリア写真を見ると,初期ロットのAクラスのようにタッチパッドの周囲のスイッチがピアノブラック+シルバー加飾されているものもあれば,年次改良後のAクラスファミリーのようにタッチパッドのスイッチ周りが無塗装素地の黒色になっているものの2種類が存在していることがわかります.
日本国内にはどちらのタッチパッドを搭載したモデルが導入されるのかも地味に興味があるポイントですね.
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