メルセデス・ベンツ日本は2025年6月に大型SUVのGLEのグレード・価格改定を行いました。
GLE 300d 値下げ
エントリーグレードであるGLE 300dが1268万円から1147万円に値下げされました。

標準仕様の乗車定員を従来の7名から5名に変更(7名乗車となる『3列目シート』は有償オプション設定)としたほか、『パノラミックスライディングルーフ』と『6ウェイパワーシート(2列目左右)』が標準装備から有償オプションに変更されました。
3列目シートやサンルーフにこだわりがないユーザーにとっては嬉しい装備変更と言えるのではないでしょうか?
新グレード「GLEコア」登場
GLE450dには「GLEコア」と呼ばれる新グレードが登場しました。

『AMGラインインテリア』と『ドアクロージングサポーター』が廃止されます。
『本革巻スポーツステアリング(ナッパレザー)』が『本革巻ステアリング(ナッパレザー)』へ、『本革シート(本革 / ナッパレザー)』が『レザー・アルティコ・シート』へ、『アンスラサイトオークウッドインテリアトリム』が『ブラウンウォールナットウッドインテリアトリム』に変更されます。

インテリアはAMGラインではなくなるので、落ち着いた、(悪くいえばおじさんくさい)インテリアとなっています。
選択できる外装色が従来の7色から『オブシディアンブラック』と『マヌファクトゥーア・オパリスホワイト(有償オプション)』の2色に厳選されています。
価格は1378万円と従来の1510万円から100万円以上も値下がりされているので、嬉しい変更と思われますね。
まとめ
GLC CoreやCクラス Sportsグレードなど、最近のメルセデスベンツ日本は装備を厳選して値下げしてくる戦略が目立ちますね。
円安で輸入車が一気に値上がりして以降、販売台数の落ち込みが目立つので少しでもお求めやすい価格にしたいという状態なのだと思われます・・・。
ユーザーとしてはありがたいですが、それでもライバルのBMWと比較すると割高感はありますので、少し値下げしただけで経営が改善するのかは未知数ですね・・・。
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