メルセデス・ベンツがAクラス,Bクラスの生産を2025年に終了するという情報がドイツの経済誌「Handlesblatt」が伝えたようです.
以前,Aクラスファミリーは次期型から4車種に削減されるとの情報も発表されていました.
その情報が出た際にはAクラスファミリー(Aクラス,Aクラスセダン,Bクラス,CLA,CLAシューティングブレーク,GLA,GLBの7車種)からどんな4車種に絞られるのか予想してみたりしていました.
私はAクラスは今後も残ると予想していましたが,今回の情報が本当であればAクラス,Aクラスセダン,Bクラスが廃止され,残りの4車種(CLA,CLAシューティングブレーク,GLA,GLB)の生産は今後も継続となるということになります.
ただ,あくまで「生産」を終了するだけであり,メルセデスが協力関係にあるルノーからのOEMとしてAクラスやBクラスが存続するという可能性もあると,モータージャーナリストの清水和夫氏はYouTubeでお話しされておりました.
その際にはルノーのアルカナやルーテシアに採用されたドグクラッチを用いたストロングハイブリッドが採用されるかもしれないとのことです.
ただ,現状,Aクラスファミリーは全てインテリアデザイン,パワーユニットなど基本骨格の大部分を共有して生産されているのを考えると,次期型も同様の手法にした方がむしろ生産性が高いような気もしますが・・・.
あえてCLAやGLA,GLBをAクラス,Bクラスから独立したアーキテクチャーで提供するのはいささかコスパが悪いような気もします.
はたまた,ルノーからのOEMとしてCLA,GLA,GLBを作るのでしょうか?
それならまだ車種整理として成り立ちそうです・・・.
いずれにせよ,EVへのシフトが進む中でのフルモデルチェンジとなる2025年以降のAクラスファミリーの動向には注視していく必要がありますね.
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