【メルセデス・ベンツ】CLA200dの加速はEVみたい?【大トルクディーゼル】

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 私はCLA200dに乗っています.

 最高出力は150PSしかありませんが,最大トルク320Nmと大トルクなので力不足感は感じません. 

 そんなディーゼルエンジンについて下記のような記事がありました.

【試乗】メルセデス・ベンツCLA200dはまるでEVのようなレスポンスかつスムースな発進加速!
令和元年の末、メルセデス・ベンツのコンパクトモデル「Aクラス」の派生車「Aクラス・セダン、CLA・CLA/シューティングブレーク」が登場。今回はモータージャーナリストの中谷明彦さんが「CLA200d」に試乗する機会を得た。インプレッションをお届けしたい。

 果たして,CLA200dの加速はEVみたいなのでしょうか?

ゼロ発進はEVっぽさは薄い

 停車時からの発進加速に関しては個人的にはEVらしさは感じません.

 理由としてはざらついたエンジン音と振動が目立つからです.

 EVであればもっと静かに滑らかに加速します.

 CLA200dはマイルドハイブリッドすら積んでいないので,発進加速からEVらしさを感じることは難しいでしょう.

微低速域ではレスポンスが甘い

 微低速域からの加速がEVっぽいかと言えばそうとも限りません. 

 確かにアクセルペダルを深く踏み込めばキックダウンして大トルクで一気に加速するのは気持ち良いです.

 ただ,キックダウンからエンジン回転が上がるまでに1-2秒程度のタイムラグが生じます.

 EVであればアクセルペダルの操作に直結したような超高速レスポンスが得られますので違いは大きいと言えるでしょう.

中速域が最もEVらしい

 40〜70km/hあたりの中速域が個人的には最もEVに似たフィーリングになると感じます.

 キックダウンしない程度の強さでアクセルペダルを踏み込んだ時に低回転域からモリモリとトルクが湧き出てくる感覚が非常に気持ちいいです.

 微低速域からの加速よりもレスポンスの遅れは気にならないので,最も気持ちのいい速度域と言えると思います.

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高速域も悪くはない

 高速道路などの速度域でも悪くはありません.

 ただ,最高出力は150PSしかないので,高速道路で深く踏み込んでも「どこまでも加速してしまいそう」というほどの余力はありません.

 日本の法定速度で走る分には全く不満はありませんが,それを超える領域でかっ飛ばしたいという方にとっては限界が見え隠れするかもしれません.

 ディーゼルの真骨頂でもある高速燃費には惚れ惚れさせられます.

まとめ

 全速度域にわたってEVのような加速というわけではありませんが,日常使いで大トルクディーゼルは気持ちのいいパワートレインであると言えると思います.

 原油高の昨今,安い軽油で楽しく経済的に走れるCLA200dはお気に入りです.

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