2023年にメルセデスが国内導入したラグジュアリーSUVである「EQS SUV」ですが,補助金・税制優遇がすごいことになっています.
・環境性能割 非課税 378400円
・重量税 免税 45000円
・自動車税翌年度75%軽減:18500円
・国のCEV補助金 680000円
・メルセデスのご購入サポート 150000円
これらを合計して1271900円もの優遇です.
1542万円の「EQS 450 4MATIC SUV」を頭金158万円入れて5年リース(年間走行距離1万キロ以内)で契約すると
月額119900円(ボーナス月は220000円加算)
で乗れます.
一方,1420万円のディーゼル車「GLS 400d 4MAITC」だと頭金158万円,5年リース(年間走行距離1万キロ以内)の同条件で
月額170170円(ボーナス月は220000円加算)となります.
なんと100万円以上高いEQS SUVの方がGLSよりも月額50270円安く乗れてしまうのです.
支払い総額はEQS SUVで1097.4万円,GLSで1399万円と301.6万円も差が開きます.(EQS SUVは5年保証・メンテナンス保証がEQケアで無償付帯,GLSはメンテナンス&保証プラスが59.4万円もかかる・・・)
上記は「自動車保険料込みの残価保証プラン」としてメルセデスが提供しているものになります.
EVはリセールが悪いと言われていますが,GLSと比較すると割安で乗れてしまうあたりにメルセデスがいかにEVの販促に注力しているかが分かりますね.
とはいえ,定価1542万円のEQS SUVを5年リースして支払い総額1097.4万円なので,リセールが非常にいいとは言い難いです.
GLSに至っては1399万円も払っているので,もはやリースする意味があまりないようなリセールの悪さです・・・(Gクラスを買った方がはるかにお得ですね・・・)
コメント