2022年9月29日,ついにメルセデス・ベンツ初のラグジュアリーEV「EQS」が日本上陸しました.
これまではGLA,GLB,GLCなどガソリン車SUVとプラットフォームを共有したEVのみのラインナップでしたが,今回のEQSは完全新設計となります.
EV専用プラットフォームを採用し,インテリアもSクラスとは全く別物となっています.(EQA,EQB,EQCに関してはベース車両の面影が色濃く残るインテリアでした.)
航続可能距離は700kmと十分なものです.CD値は0.20と過去最高となっています.
なんと言っても注目はオプション設定のMBUXハイパースクリーンでしょう.
3枚の高精細ディスプレイがダッシュボード全体を覆う巨大なガラスパネルに埋め込まれてる光景は圧巻です.
完全に未来の車感を醸し出しています.
現時点でのベースグレードのEQS 450+で車両本体価格は1578万円と意外にもリーズナブルに思えてきてしまいます.
ただし,AMGラインが53万円
MBUXハイパースクリーンなどが含まれるデジタルインテリアパッケージが105万円
リヤコンフォートパッケージが34.8万円
MBUXリヤエンターテインメントシステムパッケージが48.9万円などそれぞれのオプション価格は高額です.
オプションを盛ると1800万円級の予算が必要となりそうですね・・・.
ただ,内燃機関搭載のSクラスはS400dで1378万円スタート,S500で1465万円スタートであることを考えると,EV専用設計のEQSは割安感がある印象です.
GLAが532万円スタートでEQAが782万円スタートという価格差を考慮すると,SクラスとEQSの価格差は少ないと言っていいと思います.
長距離移動がなく,自宅充電で事足りるという方にとってはSクラスではなくEQSをチョイスする方が幸せになれるかもしれませんね.
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