日本国内ではSL43の登場が話題を呼んでいます.
ちょうど同時期,2022年10月にドイツ本国ではEQE SUVがワールドプレミアされました.
少し前にワールドプレミアされていたEQS SUVを少しコンパクトにした見た目ですが,パッと見では同じ車種に見えてしまうかもしれません.
3210mmという圧巻のホイールベース長も同じ値です.
もともと,エンジン車でもGLSとGLEはかなり似ていたので,メルセデスとしての姿勢は一貫しているのかもしれませんね.
今回,ワールドプレミアされたEQE SUVは「EQE 350+」,「EQE 350 4MATIC」,「EQE 500 4MATIC」の3グレードです.
ベーシックな350+でも最大出力 292PS,最大トルク 57.6kgmを発生します.航続距離は590kmを実現しています.
EQE500 4MATICは最大出力 408PS,最大トルク 87.5kgmを発生し航続距離は547kmです.
EQE500はAMGブランドでもいいのではないかと思うような強烈な数値ですね.
インテリアにはSUVでないEQSやEQEに準じたかたちでMBUXハイパースクリーンを設定しています.
このあたりのインフォテインメントシステムを多車種展開するやり方はコスト面でも優れている戦略でしょう.
(Aクラスファミリーも多車種で同等のインフォテインメントシステムを流用していますし.)
なお,EQE SUVの日本価格は1400万円前後からが予想されています.
ところで,EQCとEQAに関してはSUVモデルしかないため「EQC SUV」「EQE SUV」とは名乗っていませんが,いずれかつてのSLKがSLC,GLKがGLCとなった時のように呼称の変更があるかもしれませんね.
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