私のCLA200dにはパノラミックサンルーフが搭載されています.サンシェードはあるとはいえ,夏は暑い代物です.しかも私の車はブラックボディなので本当に熱いです・・・.
しかし,使いようによっては少し車内を涼しくするアイテムとして使えるのではないかと考え,先日,リモートでのサンルーフ開閉を試してみました.
最近のメルセデス車は通信システムを搭載しているのでメルセデス・ミーのスマホアプリから簡単にサンルーフやサイドウインドウ,キーロックなどを操作することができます.今回はそれを利用してみました.
快晴の夏の昼12時に出かける用事があったので,身支度を開始するタイミング,つまり実際にエンジンをかけて走り出す10分前くらいのタイミングでスマホからサンルーフを全開にするよう指令を送りました.スマホアプリ上には「サンルーフ・開いています」と表示されていますが,実際に開いているのかは見てみないと分からないので,半信半疑で駐車場に向かったところ,当たり前ですが,本当にサンルーフが全開になっていました.他の駐車車両もある中で自分の車のサンルーフが全開で停車している光景はやや違和感がありましたw.
そして,いざ乗り込んでみると,夏の車内特有のモワ〜っとした灼熱地獄の感じは薄らいでいました.その代わり直射日光直撃の車内になっていたので,駐車場を歩いてきた時と同様の空気感が車内にありました.そして当然ですが,シートはめちゃ熱です.
エンジンをかけて早々に直射日光を避けるためにサンルーフを閉じる操作を行いました.サンルーフ自体を閉じるのに一回スイッチを操作し,その動作が終わった後にサンシェードを閉めるのにもう一回スイッチ操作が必要になります.合計10秒少々の時間ですが,やや煩わしく感じました.
そして,その後はエアコンが作動するので徐々に快適な車内に変わっていきました.
結論としては,あまり積極的に使おうとは思えない機能でした.確かにサンルーフを開けないよりは車内温度が下がる気はしますが,直射日光の影響もあり,運転席に乗り込んだ時の不快感はあまり変わらないと感じたからです.また,駐車場で目の届かない状況でサンルーフを全開にするのもセキュリティー面からやや憚られます・・・.
本来であればリモートエンジンスタートの機能が使えれば事前にエアコン作動が可能となるため最も快適なのですが,あいにくCLA200dでは対応しておりません.CLA250以上なら対応しているので,ここは200dの残念ポイントです.とはいえ,ディーゼルエンジンでアイドリングを長々と継続することは煤が溜まる原因にもなりそうなので,ここは割り切るしかないと個人的には思っています.(CLA180もリモートエンジンスタートには非対応ですが・・・)
以上,真夏の昼間にサンルーフを全開にしてみたという体験記でした.
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