【メルセデス・ベンツ】CLA200d ディーゼルエンジンのトータルバランスの高さはかなり良い【150馬力だけど】

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 私はCLA200dに乗っています.

 最高出力150馬力しかありませんが,最大トルクは320Nmと十分以上です.

 納車されて3年半経過しましたが,乗れば乗るほど,トータルバランスの優れたエンジンだと感じさせられます.

常識的な速度域でのパワー感はなんの不満も無し

 最大トルク320Nmを低回転域から発生してくれるので,街乗りの速度域からの加速力はなんの不満もありません.

 最高出力は150馬力しかないので,アウトバーンで200km/hで巡航するとなると不足感を感じるかもしれませんが,日本の120km/h制限の環境では全く問題ありません.

 馬力よりトルクが日常の気持ちよさには大切なのだと痛感させられます.

燃費が良く燃料代が安い

 CLA200dを普段使いする実用車として捉えた場合,燃費が良く,軽油代が安いというメリットは有り難いです.

 街乗りの燃費は道路環境にもよりますが,10〜13km/Lと大したことはありませんが,高速道路では25km/L程度の燃費は期待できます.

 エコランに徹すればさらに低燃費を叩き出すことも可能です.

 長距離ドライブでの燃料代はプリウスよりも安上がりになるかもしれません.

 上記のようにパワー感,トルク感も十分であり,エコカーに乗っているような気分にならずに実はエコというところが個人的にはお気に入りです.

振動,騒音はほとんどガソリンエンジンレベル

 上記のようなメリットがあるディーゼルエンジンですが,一般的にはガラガラ音がして振動が大きいというものでした.

 商用車に乗っているような安っぽい感覚がするディーゼルエンジンではいくら燃費が良くてトルクが大きくても興醒めですが,CLA200dのディーゼルエンジンは騒音,振動を上手に抑えてくれています.

 3気筒ガソリンよりはよほど滑らかなフィーリングが得られますし,下手な4気筒ガソリンエンジン搭載車よりも振動・騒音面で優位かもしれません.

 3年半CLA200dに乗っていて騒音,振動面で「ディーゼルエンジンを選んで失敗だった」と感じたシーンはありません.

あとは耐久性のみ

 私は日常的に長距離巡行するような使い方をしていないので,煤がどの程度たまるかについては一抹の不安はあります.

 3万キロ以上走破しましたが,今のところは警告灯などは全くついていません.

 今後も故障せずに快調でいてくれることを祈るのみです.

 ディーゼルエンジンのDPF再生と呼ばれる現象については下記記事もご参照ください.

 近所のスーパーまでの街乗りしか絶対にしないという方は4気筒ガソリンの180でいいかもしれませんが,たまには遠出するという方には200dがおすすめです.

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