昨日はCLA200dのエアコンについて書きました.
今日はDS3クロスバックのエアコンの効きについて書きたいと思います.
効きはバッチリ
DS3クロスバックは1.2L直列3気筒ターボエンジンを搭載するBセグメントに属するコンパクトSUVです.
エアコンの効きについては正直あまり期待していませんでした.
ところが実際は非常に良く効きます.風量を最大にするとかなりの風量が得られますし,車内が涼しくなるまでの時間も短いです.
我が家のDS3クロスバックがホワイトボディだということも影響しているのかもしれませんが,本当に嬉しい誤算です.
ブラックボディ+サンルーフ付きのCLA200dよりもエアコンの効きは優秀かもしれません(CLAも十分に優秀ですが)
温度調整はざっくり
CLA200dは0.5度刻みで温度調整が可能であり,きめ細かく車内温度をコントロールしてくれます.
一方,DS3クロスバックは1度刻みです.しかも取扱説明書には「エアコンの数値は快適指数であり,気温ではありません」という意味わからないことが書かれています.
「22」と設定したらそれは22℃設定ではなく快適指数「22」という意味だそうですw.
とはいえ実運用上は特に気にせず温度だと思って設定していますが.
風の温度が極端に変わる
DS3クロスバックのオートエアコンは温度の切り替わりが明確にわかります.冷房ガンガンだったのが,ある程度涼しくなってくると明確にぬるい風が出てきます.
普通,オートエアコンから出てくる風の温度の変化を明確に感じ取れるシーンは少ないと思うのですが,DS3クロスバックについては冷風・ぬるい風・温風の切り替わりが極端な印象です.
微風にできない
CLA200dではきめ細やかな風量調整ができますが,DS3クロスバックは風量調整も結構適当です.マニュアル操作で風量1にしても結構強い風が吹き出してきます.
もう少し微風の方が心地よいと感じるシーンがあるのは間違いないので,要改善ポイントだと思います.
仕方がないので,微風が欲しい時は諦めてエアコン風量offにしてしまっています・・・.
操作しにくい
CLA200dはエアコンの温度調整スイッチはディスプレイから独立した物理スイッチとなっており,非常に直感的に操作できます.
DS3クロスバックはデザイン最優先で設計れたインパネのため,エアコンの温度設定はわざわざセンターモニターにエアコンメニューを呼び出してからタッチパネルで操作する必要があります.
これは正直面倒臭いです.
左右独立でない
DS3クロスバックは小さな高級車であるのにもかかわらずエアコンはシングルゾーンです.VWポロクラスでも左右独立エアコンになっているので,小さな高級車を謳うのであれば独立にして欲しかったものです.本国には設定があるようなのですが・・・.
まとめ
エアコンの効き自体は申し分ありませんが,細部の調整などに関してはCLA200dには劣ります.国産車にも劣っていると思います.ドイツ人とフランス人の設計思想の違いなのでしょうか,お国柄が現れているような気がしますね.
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