今日は私のCLA200dのDCTがギクシャクして困る状況について書きたいと思います.
このメルセデス内製の8G-DCTは渋滞時などの低速時には繊細なアクセルワークを行わないと予想外の加速度変化が生じてギクシャクしますが,ある程度速度が乗ってくるとダイレクト感のある小気味よい変速フィールを実現し,運転の楽しみを感じることができます.
この低速時のギクシャク感については世間一般によく言われている特性なので,繊細なアクセルワークを習得するしかありません.
しかし,低速時ではなくてもギクシャクしてしまうシーンがあります.それは青信号に向かって速度を上げようとアクセルペダルを踏み込んだ直後に信号が黄色に変わり,急にアクセルを戻さなければならなくなった時です.
毎日遭遇するシーンではありませんが月に数回は遭遇するシーンと言えると思います.
この場合,DCTは青信号への加速へ向けてシフトダウンした直後にアクセルペダルが完全にゼロに戻されるので,予想外の高回転状態が持続し「ブーーン」とエンジンのうなりが響くとともに,比較的強いエンジンブレーキに見舞われてしまいます.
青信号に向けての加速だけなら非常に気持ちいい感覚を得られるDCT+ディーゼルエンジンの組み合わせですが,加速中に一気に減速をしなければいけないシーンでは運転の悦びに水を刺されるような気分になってしまいます.
以上,私が感じる最も嫌なギクシャクシーンについて書かせていただきました.
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