【メルセデス・ベンツ】CLA200d 妥協しなければならない細かい不満【あくまでCセグなので・・・】

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  先日,CLA200dに乗っていいなと感じる細かい部分を記事にしました.

 もちろん,細かくない部分でも抜群の直進安定性な回転フィールのいいディーゼルエンジン,抜群の高速燃費,メルセデスらしいステアリングフィール,小回り性能,適度なボディサイズなど良い点は多く,私は購入して非常に満足しています.

 ただ,あくまでCセグメントであり,Aクラスベースの派生車種であることは頭に入れておかなければなりません.

 今日はCLA200dに乗っていて妥協しなければならい細かい不満点についてまとめてみます.

電子制御ダンバーが選べない

 ドイツ本国には電子制御ダンパー使用がありますが,日本国内ではAMGモデルでもない限りはごく普通のコンベンショナルなメカサスになります.

 高速道路でばっちり直進安定性を出すようなハード寄りのセッティングのため街乗り領域で凹凸が多い道を走行すると体をゆすられるような不快な揺れが生じることがあります.

 快適なプレミアムサルーンを思い描いて購入してしまうと少し後悔が出るかもしれません.

 私は適度のスポーティーな乗り心地は気に入っていますが.

静粛性が今ひとつ

 Cセグメントとして考えると十分以上の静粛性は確保されていますが,「メルセデス」の「超高級車」を思い描いて乗ると煩く感じてしまう方がいると思います.

 同乗者から不満が出るほどうるさいとは思いませんが,EクラスやSクラス並の静粛性を期待すると「アレ?」という気分になってしまうかもしれません.

アイドリング振動がある

 CLA200dのOM654q型2L直4ディーゼルエンジンは非常に評判のいいエンジンです.走行してしまえばほとんどディーゼルを意識することのない音・振動です. 

 ただ,アイドリング領域でのステアリングから伝わる振動は妥協しなければいけません.微低速域のざらついたエンジン音も「超高級車」をイメージしてしまうと低級に感じるものです.

 とはいえ,豊かなトルクと抜群の高速燃費を叩き出してくれる素晴らしいエンジンなので,個人的には十分満足しています.

DCTのギクシャク感

 8速DCTを搭載しており,微低速域でのラフなアクセル操作ではギクシャクが発生しやすいです.プレミアムサルーンの滑らかな変速を期待した人は裏切られる可能性があります.

 その分,ダイレクトな変速フィールが味わえますし,繊細なアクセルワークにはしっかりと応えてくれるので,乗りこなす楽しみはあるトランスミッションだと思います.

後席が快適ではない

 前席重視の4ドアクーペなので後席の広さを期待してはいけません.後席エアコンはありますが,温度調整は不可であり,吹き出し口のアンビエントライトもありません.

 私は2ドアクーペからの乗り換えだったので,これでも十分に利便性は向上したと思ってしまいますが・・・w.

シートベンチレーション,ステアリングヒーターがない

 メルセデス・ベンツ日本の方針なのでしょうが,CLA200dではオプションとしても選べません.ドイツ本国には設定があるだけに惜しいところです.

本革シートの質感が今ひとつ

 AMGレザーエクスルクルーシブパッケージ搭載車に乗っていますが,本革シートはかなりゴワゴワした素材であり,風合いという面では上位車種に劣ります.

 その分,高級なナッパレザーなどに比較して耐久性は非常に高そうなので,仕方ない妥協ポイントですね.

エアコンには芳香機能なイオン発生機能などはない

 先代Cクラスにはパフュームアトマイザーと呼ばれる芳香剤を拡散させる機能がありましたが,CLAには設定がありません. 

 国産車でよく設定されている「プラズマクラスター」や「ナノイーX」なども当然装備されず,普通のエアコンです.

まとめ

 CLAはボディーサイズこそDセグメントのCクラスと同等ですが,ベースはFFのCセグメントモデルであり,過度な期待は禁物です.

 とはいえ,非常にスタイリッシュな見た目を比較的安い価格で購入可能なので,総じていい車だとは思います.

 

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