日本で一番売れている輸入車ブランドはメルセデス・ベンツです。
世界販売でも似たようなものかと思いきや、メルセデス・ベンツグループはBMWグループよりも販売台数が少ないのです。
例えば2024年第一四半期の販売台数はBMWグループ 59万4533台に対してメルセデスベンツグループは46万2978台となっています。
(ちなみにフォルクスワーゲングループは202万3199台と桁違いに大きいです。)
なぜメルセデス・ベンツグループはBMWグループに負けているのでしょう?
それはやはりMINIの影響が大きいと思われます。
日本国内でもメルセデス・ベンツの販売台数とBMW+MINIの販売台数はほぼ同等です。
世界的にはBMW+MINIの方が優勢であっても不思議ではありません。
メルセデスについては上級モデルに注力しAクラス、Bクラスに関しては現行モデルで終了とする予定となっています。
より上級でラグジュアリーなブランドを目指し、台数を求めるよりも1台あたりの利幅を増やす作戦に出ているようです。
既存のオーナーとしてはブランド力が上がり嬉しいことにも思えますが、さすがに昨今のメルセデスはBMWと比較しても割高感が高いモデルが多く、手を出しにくくなっているようにも感じてしまいます。
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