先日,近所の歯科医院に行った時,駐車場の隣の車が先代クラウン(220系)でした.
そして,治療が終わって駐車場に戻ると,隣の車が新型プリウス(60系)に変わっていました.
期せずしてクラウン,プリウスと並べて比較できてしまいましたので感想を書きたいと思います.
先代クラウンとCLA200dの比較
先代クラウンは全長4910mm,全幅1800mm,全高1455mmでした.
CLA200dは全長4695mm,全幅1830mm,全高1430mmです.
日本国内専用モデルの先代クラウンは1800mmに全幅は抑えていますが,全長はCLAより100mm以上長いです.
さて,並べてみた時の印象はどうだったでしょうか?
全幅はCLAの方が30mmもワイドですが,意外とクラウンの方が立派に見える気がしました.
CLAはフロントノーズを低く構えたデザインなので,押し出し感という意味でクラウンの方が強かったからかもしれません.
ヘッドライト内部の精巧なデザインは両者甲乙つけ難い感じで質感は高いです.
FRレイアウトでフロントタイヤを前出しできる先代クラウンの方がプロポーションが伸びやかでもありました.
リアビューについてはクーペのCLAの方が圧倒的に若々しいです.
「ぱっと見でどちらが高そうか?」という問題はかなり微妙なところです.
メルセデスのエンブレムのおかげでCLAの方が高そうに見えるという人もいるかもしれませんが,クラウンの威風堂々としたオーラは正直予想以上でした.
新型プリウスとCLA200dの比較
プリウスは全長4600mm,全幅1780mm,全高1430mmです.
全高はCLAと全く同じですが,プリウスの方が全長が95mm短く,全幅は50mmナローです.
この全幅は先代CLAと同じ数値ですね.
さて,CLAと新型プリウスを横並びにしてまず感じた印象は,「プリウスの先進感が半端ない」ということです.
プリウスのヘッドライトはコンセプトカーのようであり,かなりの個性です.
CLAのヘッドライトが一気に普通すぎて,むしろ古典的な車のように見えてしまいました.
サイズ感はやはりプリウスの方が小柄であり,高級感もCLAの勝ちです.
プリウスの流麗なフォルムの素敵ですが,リアはストンと切り落とされたデザインとなっており,CLAのクーペボディの方が優雅さで優り高級感を醸し出しています.
まとめ
先代クラウンの迫力,新型プリウスの最先端感を感じさせられた比較でした.
新型プリウスのヘッドライトの先進感は相当なものであり,まだまだ違和感は感じてしまいますが,個人的には嫌いではありません.
新型クラウンスポーツはプリウスそっくりなヘッドライトを搭載して,マカンにそっくりなシルエットで登場する予定です.迫力あるサイズになると思うので実写を見るのが楽しみです・・・.
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