私はCLA200dに乗っていますが，最近Aクラスと差別化されている部分に今更ながら気がつきました．
それはAMGラインのブレーキキャリパーです．
CLAではドリルドディスクローターが搭載されていますが，Aクラス，Bクラスではローターは非ドリルドです．
AMGラインを装着するとどの車種でも「Mercedes Benz」のロゴ入りキャリパー（型押し式）は装着されますが，ローターがドリルドか否かについて差別化されているのは意外でした．
どちらもカタログ上は「スポーツブレーキシステム」と記載されていますが，ローターは異なっていますね．
私は代車のB200d AMGライン付きに乗って，この違いに気が付いたのですが，実際のブレーキフィールについては非ドリルドであっても何の問題もなく，しっかりとした制動力を発揮してくれました．
ドリルドの目的は冷却性能の向上であるようなので，ハードなブレーキングを繰り返すような走行を試せば違いが浮き彫りになるのかもしれませんが，普通に安全運転をする分には非ドリルドで十分以上でしょう．（見た目はドリルドのほうがかっこいいですがw．）
なお，CLAに採用されているドリルドのローターのほうがA,Bクラスの非ドリルドよりも直径が大きいようであり，メルセデス純正スタッドレスタイヤ＆アルミホイールセットを選ぶ際にCLAでは16インチのホイールではローターに干渉してしまうようで選択不可になっていることも要注意ポイントでしょう．その分，割高なホイールをチョイスする必要が出てきます．「美意識に従え」のCLAなので，頑張って大型のホイールをカッコよく履いてくださいということなのかもしれませんね．
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