メルセデス・ベンツ CLA200dクーペ　レビュー

　メーカーオプション半額キャンペーンに惹かれて新車で購入することになったCLA 200dクーペですが，予想では10月登録の見込みだったのですが，2020年9月登録になり，消費税8%で購入することができました．10万ちょっとお得に買えました．（その分，自動車税はやや高くなりますが・・・．）

　フルオプションで購入し，値引きはオプション半額キャンペーンのみで65万でした．デビューしたての新型車をこの値引きで買えたのは相当お得感がありました．コーティングやドラレコ，レーダー探知機などを入れても支払い総額は580万円程度で済みました．当初は予算面でCLA180を待とうかとも考えましたが，結果的にはCLA180の発売開始は翌年以降となり，オプション半額キャンペーンは終了している時期でしたので，CLA200dにして良かったと思いました．

　さて，19年落ちのセリカから乗り換えた印象ですが，まず街乗りスピードでの細かな段差でのしなやかさが圧倒的に向上していると感じました．静粛性もロードノイズのうるさいセリカと比較するとかなり良好と思われました．（とはいえ，ロードノイズはプレミアムCセグメントして考えると大きめかもしれません．やはりDセグメント以上と比較してワンランク落ちる乗り味ではあると思います．）

　しなやかでありつつ，適度に硬めの乗り心地はその気になればスポーツカーを操っているという感覚にもなれます．（セリカよりは着座位置が高いのが難点ですが）

　また，高度運転支援もかなり充実しており，先行車追従とレーンキープの自然さは素晴らしいと思います．高速道路での安定感は素晴らしく，全く不安感なく走りますので，調子に乗ると速度オーバーしちゃいそうですw．そして，レーダークルーズコントロールで先行車のペースに合わせてまったり走ることもできるので，運転の疲労度が少なく非常に快適です．

　燃費も素晴らしくよく，大人しいペースで走るとリッター25近くの燃費が普通に出ます．軽油の安さも考慮すると高速道路でのガソリン代はセリカの半額以下かもしれません．一方，街中での燃費は10台前半という感じで国産ハイブリッド車には遠く及びません．

　セリカから10cm幅広になりましたが，すぐに慣れました．最小回転半径は5.1mとセリカの5.2mを下回るという素晴らしい小回り性能も魅力の一つです．次回は不満点についても書いていきたいと思います．