【メルセデス・ベンツ】フランス車DS3クロスバックと乗り比べて際立つ硬質感【カッチリ!】

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  私のCLA200dが納車されて2年近くになり,すっかり慣れてしまっていましたが,最近,我が家の2号車としてDS3クロスバックが納車されたことにより改めてドイツ車の魅力が浮き彫りになってきたので書きたいと思います.

 結論から言うと,CLA200dはあらゆる部分に硬質感があります.シートに座った感じ,ドアの開閉の感じ,サスペンションの段差を乗り越える時の感じなどです.

 シートについてはDS3クロスバックのいかにもフランス車というふんわりとしたシートは秀逸です.我が家のDS3クロスバックはセンターはファブリック,両サイドはナッパレザーというコンビシートになっています.センターはファブリックで蒸れにくく,両サイドはナッパレザーの質感も素晴らしいという理想的なシートかと思います.一方,CLA200dのAMGレザーエクスクルーシブパッケージに搭載されるヘッドレスト一体型のレザーシートはDS3クロスバックと比較するとカッチリしており,圧倒的にスポーティーです.スポーツカーに乗っているのかと感じるほどのガッチリとした硬質感があります.これまで,本コラムでは本革シートの材質がゴワゴワしていると否定的なことを書いてきましたが,改めて考えてみると,これはこれでスポーティーなシートのイメージには合う材質と言えるかもしれません.赤色の内装も相まって,CLA200dに乗り込むと「よし,走るぞ!」という心境になります.一方,DS3クロスバックは車の内装とは思えない程,極めておしゃれでラグジュアリーなインテリアとなっています.正直,全くスポーツマインドを刺激されるものではありませんし,運転席に乗っていても素敵なラウンジにでもいるような心境になり,「今日はゆっくり走ろうか・・・」という気分になります.

 DS3クロスバックの走りも決してフワフワなものではなく,適度に締まったいいバランスの足ではあるのですが,シートやインテリアの雰囲気の方が良くも悪くもスポーツマインドを削いています.ゆっくり優雅に走るという楽しみを与えてくれる素敵な車ではありますが,ドイツ車のような「古典的なfun to drive」を期待して購入すると違和感を感じる人もいるかもしれません.

 デザインはさており,走りにだけfocusするとフランス車の乗り味はドイツ車よりは日本車に近いテイストであり,ドイツ車を購入した方が,「輸入車を買った!」という硬質感のある走りを実感でき,満足度が上がるユーザーは多いかもしれません.

 一方,フランス車は独特な内外装のおしゃれ感が何よりの魅力だと思います.見た目に惹かれた人が飛びついて購入してもいいかもしれません.ただし,昨日の記事にも記載しましたが,インフォテインメントシステムに難ありの可能性もありますので,その辺りはじっくりと確かめてから検討した方がいいでしょう.

コメント

  1. sige より:

    DS3いいですよね。ナイスチョイスと思います。
    プジョーといい、フランス車のデザインや装備がぐっと向上して勢いがあります。
    CLA購入の際に「DS7かっこいいな~」「しかも中古安い!」とかなり惹かれましたが、あきらめざるを得なかったのが、なぜかフランス車はすべてオートホールドがないことが理由でした。
    自分でも不思議なくらいブレーキを踏み続けるのが嫌なのです。
    構造的にはアダプティブクルーズが完全停止対応なら、オートホールドできてるんですが、なぜつけないか、ナゾです。

    • Dr.T より:

      DSはプレミアムブランドですが,まだシトロエンから独立して間もなく,知名度不足であり,中古の値崩れは大きく,お買い得ですよね.
      オートホールドについては個人的にはそこまで重要視はしていなかったのですが,実はDSでもオートホールドを実用的に運用できる方法が見つかりましたので,本コラムで公開しますね.

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