先日,下記記事を見つけました.
300万円以下で比較的安心して乗れそうな中古車の筆頭として現行Aクラスが挙げられていました.
確かにカーセンサーを眺めてみると2018年にデビューした現行Aクラスですが,200万円前半から多くの中古車が流通しています.
さすがに認定中古車ではありませんが,新車のヤリスハイブリッドあたりと大差ない価格でベンツのAクラスに乗れてしまうとなると魅力的に感じる人も多いのではないでしょうか?
現行Aクラスの魅力は?
上記記事では「さすがメルセデス!」と感心する建て付けや静粛性が魅力とも記載されています.
私はAクラスの派生車種であるCLA200dに乗っていますが,建て付けはドイツ車らしくしっかりしていると思います.
静粛性については高級サルーンをイメージすると裏切られるレベルではありますが,国産コンパクトよりは優秀です.
レーダークルーズコントロールも優秀で各種予防安全装備もメルセデスこだわりのものが装備されています.
衝突安全性もメルセデスだけに期待できます.
インテリアの質感については現行初期のAクラスはAMGレザーエクスクルーシブパッケージを選択しないとアンビエントライトが装備されず,ドア上部のステッチも省略されるなど,若干コストカットが見え隠れしますが,さすがにヤリスよりは何倍も高級感があります.
故障リスクは?
私のCLAは納車初期こそマイナートラブル頻発でディーラーによくお世話になりましたが,最近はトラブルを出し尽くした感があり,重大なトラブルはなく,安定しています.
ただ,バッテリー交換は7万円近くしましたので,維持費という面でも国産車よりはかかることは覚悟する必要はありそうです.
その他,故障が発生しても部品代・修理代は国産車より割高になる可能性が高いので,急な出費が痛いと感じる方はたとえ割安なAクラス中古であったとしても冷静に国産車を選択した方が幸せかもしれません・・・.
「メルセデス・ベンツに乗っているのだからこれくらいの修理費はかかっても仕方ない」と割り切れるということが中古Aクラス購入の条件にはなるでしょう・・・.
その他のリスクは?
良くも悪くもメルセデス・ベンツは日本で最も認知されている高級車ブランドです.
周囲の目が気になってしまうという方にはお勧めできません.
たとえ中古のAクラスでも「●●さんはベンツに乗っている」と後ろ指刺される可能性もなくはありません.
そのあたりを上手に優越感に変えていける性格が必要と言えるかもしれません.
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