【メルセデス・ベンツ】CLA200d 空力へのこだわりについて【Cd値はプリウス以下】

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 私はCLA200dクーペに乗っていますがこの車はかなり空力性能が高いです.

  Cd値(空気抵抗係数)は各車の空気抵抗を決定する上で重要な要素ですが,CLA200dは0.23という極めて低い数値を実現しています.

 空力に全力を注いだような形状の4代目プリウスですらCd値0.24ですので,かなり優秀です.

 CLAは空力に特化したような見た目ではなく,あくまで自然体のデザインでこの空力性能を実現させているのです.

 その裏にはボディー底面のフラット化が寄与しています.

 ボディー底面は可能な限りフラット化し,最低地上高も落とされています.(この影響でフロントリップを擦りやすいのですがw)

 やはりアウトバーンをかっ飛ばすドイツ車は空力へのこだわりが非常に高く,メルセデスは他の車種でも優秀です.

 現行のAクラスセダン,Sクラスセダン,先代CLAはCd値0.22とさらに優秀ですし,新型EQSに至っては世界トップクラスの0.20を実現しています.

 Eクラスセダン,新型Cクラスセダンは0.24となっています.

 レクサスISやマツダ6は0.26,レクサスESは0.29と国産勢はCd値が高めに出ているのは想定速度域の差によるものでしょうか.

 なお,通常,セダンと比べて空力性能が不利になると言われている,CLAシューティングブレークは0.26,ハッチバックのAクラスでも0.25と空力性能はかなり良好です.

 実際,CLA200dで高速巡航すると,ビシッと芯の通った直進安定性を実感できるのも突出した空力性能の恩恵と言えるのかもしれません.そして風切り音が全く気にならないのも素晴らしい美点だと思います.

 

 

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