メルセデス・ベンツは2026年に向けてラインナップの大幅な刷新を予定しており、その中でも最大の注目はCクラスのEVモデル「Cクラス EQ」の登場です。
これまでEQEやEQSといった上級電動サルーンで実績を積んできたメルセデスが、ついにDセグメントへ本格参入することになります。
このクラスではテスラ・モデル3が圧倒的な存在感を示しており、さらにBMW i3(3シリーズEV)やアウディA4 eトロンも控えているため、競争は一気に激化しそうです。
デザインは空力重視で大きく進化


プロトタイプを見ると、現行のW206型Cクラスとは明確に異なるスタイリングが与えられています。
フロントグリルはより立ち上がった形状となり、存在感を強調しています。
一方でリアウインドウはクーペのように寝かされ、空力性能を重視したシルエットへと進化しています。
さらに、ホイールベースやトレッドの拡大により、室内空間もわずかに広くなっていると見られます。
800Vアーキテクチャ採用で航続距離700km超
Cクラス EQには、GLCのEVモデルと同様に新世代EVプラットフォーム「MB.EA」が採用されます。
電動パワートレインは800Vシステムで制御され、高効率かつ高速充電に対応します。
バッテリー容量は64kWhから94kWhまで複数設定され、航続距離は700km以上が目標とされています。
実用性の面でも、既存のガソリンモデルに匹敵、あるいはそれ以上の性能が期待されます。
走りにおいても開発陣は「軽快さと快適性の両立」「重量増を感じさせない走り」を目標に掲げており、その狙いは高いレベルで達成されているようです。
Cクラスらしさを維持した電動サルーン
従来のCクラスが持つバランスの良さや上質な乗り味を維持しつつ、電動化によってさらに性能の幅を広げたモデルに仕上がっているといえます。
正式発表は2026年4月と間近に迫っており、Dセグメントの勢力図を大きく塗り替える1台となる可能性が高いでしょう。
もちろん、ガソリンモデルのW206Cクラスもまだまだモデルライフ中盤なので、近い将来マイナーチェンジして併売される予定です。
GLCとCクラス、同じ名前でエクステリアは別物のガソリン版とEV版が混在して紛らわしい状況がしばらく続きそうですね。

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