メルセデス・ベンツのラインナップの中でちょっと異質な存在なのがBクラスです.
背が高く少し所帯じみた感じがすると思われる方も多いかもしれません.
先代Bクラスは存在感が極めて薄く,中古車市場でかなり安値で取引されていることで話題になったりしていました.
2019年に登場した現行型BクラスはAクラスと同様の先進的なMBUXを備えたモデルです.
野暮ったかったエクステリアデザインもかなり洗練されました.
後部座席の広さはAクラスよりはるかに上です.
そんなBクラスの中古車価格はどのくらいで推移しているのでしょうか?
ほぼ新車のBクラス認定中古車価格は?
2022年式,0.3万キロのB180,AMGライン,アドバンスドパッケージ付き車両.色はホワイトの認定中古車ですが,車両本体価格408万円で掲載されています.
同じ仕様を新車で購入すると632万円もします.(2023年のマイナーチェンジでアドバンスドパッケージにパノラミックスライディングルーフが含まれるようになった点を考慮する必要はありますが・・・.)
つまり,0.3万キロ物件の認定中古車が新車よりも200万円以上安く流通しています.
2019年式の初期ロットの中古車価格は?
2019年式,2.6万キロのB180,AMGライン,アドバンスドパッケージ付き車両,色はシルバーで修復歴なしです.認定中古車ではありませんが,車両本体価格249.8万円で掲載されています.
もはや普通の国産コンパクトカーと変わらない金額でBクラスに乗れてしまいます.
ちなみに先代Bクラスは?
先代Bクラスは流通台数が多く,年式,走行距離などによりバラバラですが,走行距離3万キロ台の物件でも本体価格40万円程度から流通しています.
まとめ
やはりBクラスの中古車市場は高いとは言えません.
ただし,現行型Aクラスも大きくは変わらない価格(10万円程度Aクラスの方が高い傾向あり)で流通しているので,Bクラスを新車で購入すると猛烈に損をするかというとそうでもなさそうです.
とはいえ,実用的な足車として購入するのであれば中古車を購入して乗り潰した方がお得だとは思います.
なお,Aクラス,Bクラスともに,現行モデルが最終型となり,廃止される予定となっています.
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