CLA200dには「アテンションアシスト」と呼ばれる機能が標準装備されています.
これは60km/h以上で走行中に作動する安全装備です.
高速道路などでの単調なドライビング時に運転スタイルを70以上ものパラメータで監視し,ドライバーに疲労や注意力低下の兆候が現れた場合に音とディスプレイで警告するというシステムです.
・走行速度
・前後および横方向の加速度
・ステアリング操作
・ペダル・ウインカーなどの操作
・時間帯
・運転時間
などを監視しているようです.
そんなアテンションアシストですが,車両の設定画面から「アテンションアシスト」の項目を選択すると「高感度」「標準」「オフ」の3つから設定を変更することができます.
私はアテンションアシストは「標準」のままで運用しています.
アテンションアシストは一定の危険なレベルまで達すると警告が発せられますが,そうでない場合でもメーターパネルから作動状況を確認することができます.
メーターパネルの表示項目をアテンションアシストにすると,現在どの程度注意力が落ちていると判定されているかリアルタイムで確認することができます.
とはいえ・・・
私は1日500km程度の高速走行を試したことがありますが,アテンションアシストで警告が発せられることは一度もありませんでした.
基本的に全車速追従クルーズコントロールをオンにしているので,実際,あまり疲労していなかったということもあるのかもしれませんが・・・.
今後,ロングドライブの際には「高感度」の設定を試してみたいと思います.
現在は脇見運転などを監視できるようにドライバーの目線までモニターする装置を装備した車種もありますが,CLA200dにはそこまでは備わりません.
ドライバーの注意力の監視は予防安全で重要な要素であり,今後もさらなる技術革新が期待できそうですね.
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