今日は私のCLA200dの雨の日のACC（アダプティブクルーズコントロール）の精度について書きたいと思います．
メルセデスベンツではディストロニックと言われるACCですが，ステレオカメラ＋ミリ波レーダーを用いるシステムであり，非常に優秀です．
ミリ波レーダーは悪天候にも非常に強く，強い雨の夜などでもしっかりと前走車を捕捉してくれます．
ですので，かなり猛烈な豪雨でもない限りは平然と動作します．一方，レーダーを発射するメルセデスエンブレム部分が雪で覆われたりしてしまうと使えなくなってしまいます．
その一方で，ステレオカメラの情報が中心となるアダプティブハイビーム（マルチビームLED）システムについては悪天候に弱いです．
ちょっとした雨やフロントガラスの曇りなどで「カメラが汚れており視界不良．ハイビームアシストプラスを使用できません」という警告がメーターに表示されます．
もちろん，この状態でもACCは使用可能です．そして雨が収まってくると「ハイビームアシストプラス使用できます」という表示が出ますのでわかりやすい挙動だと思います．
LEDヘッドライトは晴天時は非常に明るいのですが，やはり色温度が高めである影響もあってか，雨の日は白線など見にくいので注意が必要です．
悪天候時にもミリ波レーダーが作動するため，追突リスクなどは低いことは安心材料にはなりますが，やはり悪天候時は基本に忠実に速度を落として安全な運転を心がけたいものですね．
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