CLA200dのセンターコンソールにはピアノブラックの鍵盤のような形でエアコン関連の物理スイッチが配置されています。
中央にはハザードランプスイッチが配置されており、横一列に綺麗に並んだ鍵盤は質感という面では非常に高いと言えます。
その両脇には運転席と助手席のエアコン温度調整スイッチが装備されています。
新型のSクラスやCクラスなどは大型のセンターディスプレイにエアコン関連の操作スイッチを統合してしまっているので、今となっては物理スイッチを有するメルセデスのモデルとしてはAクラスファミリーは貴重かもしれません。
もちろん、温度調整の上下スイッチについてはブランドタッチしやすいため、運転中の操作性は全く問題ありません。(そのおかげでMBUXによる音声認識でのエアコン温度操作は全く使っていませんw)
一方、ピアノ鍵盤状のスイッチはブランドタッチの難易度はやや高めです。
中央のハザードランプはボタンも大きいのでブラインドタッチできますし、運転席側の端に装備されるSYNCスイッチも操作しやすいです。
一方、フロントとリアウインドウのデフロスタースイッチについてはそれぞれハザードスイッチの両隣にありますが、どちらがフロントかリアか覚えにくいという点と、横一列に並んでいるので、誤操作リスクが高いという点が相まって、ついつい操作するときはボタンを探してしまいます。
エアコンの吹き出し口切り替えスイッチについても操作しにくいですが、そもそもAUTOモードが優秀なので、あまり必要性は感じません。
以上、CLA200dに乗っていて物理スイッチの操作性について大きな不満はありません。横一列に配置された鍵盤状のスイッチは非常に質感が高いので、隣接するスイッチとの誤操作リスクについてはある程度目を瞑る必要はありそうですが、許容範囲でしょう。
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