【メルセデス・ベンツ】Aクラス2022年モデル年次改良について【グレード構成に変化が】

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 2021年9月の年次改良(2022年モデル)でAクラスのグレード構成が変化しましたのでまとめたいと思います.

 全体的な装備の変化についてはこちらをご参照ください.

 さて,2021年モデルのAクラス(ハッチバック)のグレード構成は下記のようになっていました.

・A180     367万円

・A180スタイル 410万円

・A200d    441万円

 A180はパワーシートやスマートキー,左右独立エアコンが省かれたモデルで,メーターディスプレイも10.25インチのワイドから7インチへ格下げされたベースグレードでした.実質的には価格訴求型のアドバルーンモデルであり,真のベースグレードはA180スタイルというのが実態でした.

 今回,2022年モデルではA180スタイルというグレードは廃止され,新たなA180というグレードが誕生しました.

2022年モデルのグレード構成は下記の通りです.

・A180 409万円

・A200d 468万円

新しいA180は旧A180スタイルより1万円安くなっています.

メーターは10.25インチですし,左右独立エアコンも標準装備です.

また2022年モデルからはアンビエントライトが全車標準装備になっています.

ただし,A180にはパワーシートはオプション設定です.

旧A180スタイルにはナビゲーションパッケージとしてナビが19.1万円でしたが,2022年モデルのA180にはナビとパワーシートが抱き合わせでオプション化されたベーシックパッケージ 27.2万円を装備する必要があります.

これらを合わせた合計は旧A180スタイルは429.1万円でしたが,新A180は436.2万円です.

一見,大きな価格差はないようですが,新A180にはテレビ機能がオプション化されていることに注意が必要です.納車後にオンラインストアのMercedes me Storeで希望者が購入する形のオプションとなります.その価格は119000円です・・・.アンビエントライトと引き換えにワイヤレス充電とプライバシーガラスも除外されています.

 ただし,AクラスはこれまではAMGレザーエクスクルーシブパッケージという高額なオプションを付けなければアンビエントライトが付けられなかったので,今回の年次改良でアンビエントライトがベースグレードから装備可能になったのは嬉しいと感じるユーザーもかなりいると思われます.アンビエントライトは近年のメルセデスを象徴するキラキラアイテムなので,同乗者に自慢することはできると思いますし,所有満足度も高まります.ワイヤレス充電は充電速度が遅く,実用的ではないですし,プライバシーガラスについても外注でフィルム施工してもらえば問題ありません.

 以上より,多少の値上げはありましたが,ベーシックなA180の魅力は意外と高まったと言えるかもしれません.ただし,2022年春以降,半導体不足によりパワーシートが廃止される予定なので,今後の仕様変更には要注意です.

 

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